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華の皇宮物語 帝の花嫁

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書籍紹介

大人気中華ファンタジー待望の最新作!

国中の乙女を集めた後宮で皇帝が愛したのは一人だけ! 幾万とある宮中の書物を読みたくて妃候補になった嶺花は、望まずして新皇帝の正妃に選ばれた。彼女の聡明さに惹かれる皇帝。彼の純真に心奪われる嶺花。しかし、嫉妬心を抱く他の妃や宮廷の者たちが、二人に反感を募らせ――遂に嶺花の暗殺未遂が! 嶺花を守るべく後宮に駆けつけた皇帝は、国をも変える重大な決意をする! 

登場人物紹介

皐嶺花

大の読書好きで、宮中の蔵書目当てに新妃候補となり、望まずして選ばれた16歳の少女。

皇帝(秀亥)

耀爛王朝第20代皇帝・耀美帝。凛々しく純粋な性格で国政の改革を目指している。

白秀麗

皇帝の叔母で、後宮警護隊の隊長を務めている少将。

緑宝明

皇帝に皇太子時代から仕えている美貌の宦官。

遜桃花

嶺花の女官を務める少女。陽春と恋を育んでいる。

白陽春

皇帝の叔父で、近衛隊の中将。

立ち読み

「私は、名前で呼ばれたことがほとんどないんだ」
 突然、皇帝はそんなことを言い出した。
「秀亥(しゅうがい)という名があるのに、呼ばれたことがほとんどない……。殿下と呼ばれ続け、今日からは陛下だ」
「……言葉には魂が宿ります。それを言霊といいますが……皆様が殿下、陛下と呼ぶのは、その言葉に相応しい方だと思っているからですわ」
「言葉に魂が宿るなら、秀亥はきっと寂しい思いをしているだろうな」
 皇帝は美しい顔を曇らせて、寂しげに呟く。
「では、私は秀亥様とお呼びしましょうか? もちろん……二人きりのときだけですけれど」
 嶺花(りょうか)は優しく微笑んでそう言った。
 皇帝はただ名前のことを言ったのではない。個人という立場を持てない自分の、辛い心境をそれとなく伝えたのだと思う。
 嶺花の読みは正しかったのだろう。皇帝はにこやかに微笑んだ。
「言ってみてくれないか?」
「秀亥様……」
「いい感じだ。皐妃(こうき)が言うと、優しい響きに聞こえる」
「では私を呼ぶときも、皐妃ではなく、嶺花とお呼びください。もちろん……二人きりのときだけで結構ですけれど」
 私を後宮の決まり事として選んだ妃としてではなく、一人の女性として見て欲しい。
 嶺花はそんな思いを込めて言ってみた。
「嶺花……いい名前だね。いや、本当は名前の意味がよく分からないんだ。幼い頃は、自分は殿下という名前なんだと思っていた。弟や妹はちゃんと名前で呼ばれていたから、私だけが特別なんだってことに気が付かなくて」
 そこまで話しているうちに、皇帝から一気に緊張感が消えた。嶺花も体の力をふっと抜く。そんなに構える必要はない。相手は自分より一つ年下の若者だ。話せばきっと通じる部分もたくさんあると思えてきた。

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