新しくカートに入れた電子書籍 すべて見る
カートを見る 合計金額(税込)0円
新しくカートに入れた電子書籍 すべて見る
カートを見る 合計金額(税込)0円

王立学校秘恋物語 愛しき男装令嬢

本を購入

本価格:552(税抜)

カートに追加しました
電子書籍を購入

電子書籍価格:552円(税抜)

獲得ポイント:6pt
電子書籍を閲覧するにはビューアアプリ「book-in-the-box」(SHARP)をインストールしてください。
書籍紹介

男でも女でも、俺はおまえが好きだ。

初恋の彼に近づくため、男になりすまして女子禁制の学校に入った貴族令嬢アミリア。憧れの公爵令息は美少年を集めて淫行に耽る男色家の不良!? ショックだったけど、いつしか彼とは親友に。二人で剣の稽古に汗を流し「男同士」としての友情を深めるなか、突然のキス――愛の告白。女だと知られては恋どころか友情まで壊れてしまう! 困惑をよそに「お前を抱きたい」と求められて!?

ジャンル:
ファンタジー | 西洋
キャラ属性:
オレ様・S系
シチュエーション:
玉の輿・身分差 | 幼馴染・初恋の人 | 政略結婚
登場人物紹介

グレインロード

王立学校に通う貴族令息。不良で男色家との噂があるがその胸の内は――?

アミリア

グレインロードに一目惚れした子爵令嬢。凛々しい風貌で、男勝りの剣技の持ち主。

立ち読み

「お前が好きだ。男でも、お前ならいい」
「グレインロード様……」
「同じように思ってくれているか?」
問いかけてくるグレインロードは、答えを待ち侘びる顔で見つめてくる。
自分の心臓が打ち鳴らされているように、彼の心臓も高鳴っているのだとわかった。
うなじに当たっている脈が、明らかに速い。
「……あの時、私のキスを重いと仰っていました」
キスをされそうになったアミリアは、唇が触れ合う寸前に答える。
問われたことの答えにはなっていなかったが、グレインロードは驚かずに頷いた。
「お前のキスは重いから、軽々しく受けることはできないと思った。だが逆に考えれば、俺も重く受け止めればいいことだ。お前と剣を交え語り合う愉しい時間の中で、そう思うようになった」
「──っ」
「誰からも呆れられている俺を、真摯な目で見つめて……信じてくれている人間がいる。それは今の俺にとって困ることなのに、純粋に嬉しいと思ってしまった。お前の前では、自分らしくありたい。お前にだけは、嫌われたくない」
「グレインロード様……」
ひたむきな想いと共に、彼の唇も迫ってきた。
見た目には少し硬そうな唇を、もう一度味わいたくてたまらなくなる。
戯れに経験したキスを忘れなければと思っても、忘れることなどできなかった。
アミリアは表面をしっとりと塞ぎ合うキスに酔い、胸の中で真紅の記憶を開花させる。
ベルドニカの真っ青な空の下、火の神の遣いの如く凜々しかった彼……薄暗い運動場で剣を振るい、自分を翻弄する彼……そしてサロンで煙草を吸う怠惰な姿さえ、今は愛しい。
いつどんな時でも彼の心は彼の信念に忠実であり、自分の好きなグレインロードは一貫して存在しているのだ。だから、すべてが愛しくてたまらない──。
「……っ、う」
顔を斜めにして、弾力のある唇を強く押し当てられた。
舌で抉じ開けられた唇の間から、熱い舌が忍んでくる。無意識に抗っても意味はなく、すぐに奥を探られた。
「は……っ、あ……」
もしも自分が本物のルミスなら……きっと何も迷わない。
彼の背に両手を伸ばして、思う存分この唇や舌を味わい尽くすだろう。
彼が男色家ではなかったことも、嬉しいと思っている。おそらく今、正体を明かしたとしても忌み嫌われることはないのだから……嬉しいに決まっている。
(──だが私は、この人の大切な親友と結婚する。殿下ご自身に望まれてはいないけれど、それはもう決まったこと……ベルドニカ皇帝が提案し、アルセイン国王からも勅許をいただいた話……二人だけの結婚ではないのだ。それどころか両家だけの問題でもない。私はあまりにも安易に結婚を決め、あまりにも衝動的に、弟と入れ替わってしまった……)
頭の後ろからグレインロードの手が離れ、代わりに枕が当たる。
キスをしながら押し倒されたことに気づいたアミリアの視界は、瞳を覆う涙に揺れた。
男でも女でも関係なく好きだと言ってもらえて、こんなに嬉しく幸せなことはないのに、このまま流されることはできないのだ──。
「ルミス……」
異変を感じたのか、グレインロードは唇を離してこめかみに触れてきた。
涙が零れ落ちるのをこらえることはできたが、瞳が潤うのは止められない。
彼の顔がよく見えないほど、ストーブやカンテラの光ばかりが拡散していた。
「俺は、お前が欲しいと思っている。俺に触れられるのは嫌か?」
涙の意味がわからないグレインロードは、慎重に訊いてきた。
彼の指先はアミリアのリボンタイを解き始めていて、ここはベッドの上──キス以上のことを望まれているのは間違いなかった。
触れ合うことで女だと知られたら、事情を今何もかも話さなかったとしても、いずれはバルドリーの婚約者だとわかってしまうだろう。
その時、グレインロードは罪の意識を感じて苦しむかもしれない。
もしもこの恋がさらに燃え上がるようなことになり、彼と離れられなくなるほど溺れてしまったら……そして彼も、それに応じてくれたら……その時は大きな不幸に発展する。
「グレインロード様……っ、待ってください」
タイを抜き取られてカーディガンの釦を外されたアミリアは、彼の手首を掴む。
胸を布できつく押さえ込んであるため、服の上から触れられる分には問題ないが、目で見れば女だとわかってしまう。脱がされるわけにはいかなかった。
「嫌か? 初めてキスをした時、恋心を向けられていると感じたのは俺の気のせいか?」
「いいえ……気のせいでは、ありません。私は貴方を特別にお慕いしています」
好きではないなどと、嘘をつくことはできなかった。
気持ちを偽れるくらいなら、こんな所まで来てはいない。
しかし恋心を語るのと、ベッドを共にするのは同義ではないのだ。
「……そこを、退いてください。起き上がりたいんです」
「俺のことが好きなのに拒むのは、宗教上の問題か? ベルドニカの火の神は、心のあるすべての者に対して愛と情熱に生きよと仰せになった。大陸の神が崇める太陽神の伝説の中にも、神が寵愛した美童が登場する。気持ちがあるなら、躊躇う必要など何もない」
「太陽神はただ……美しい少年を傍に置いて愛でたというだけです」
「そんなわけはない。一緒にいたら愛を交わしたくなるはずだ」
「……っ、う……」
掴んでいた手を振り解かれ、アミリアは再びキスをされる。
本気になられたら勝てる道理がなく、ブレザーは瞬く間に肩から落とされた。
ニットのカーディガンも次々と釦を外され、膝で脚を割られていく。
唇も同様に舌で割られて、これまでより深く口腔を舐られた。
「は……っ、あ……っ!」
頭の重みを感じるほど強引なキスに意識を散らされ、理性が崩れていく。
ベルトが小さな金属音を立て、同じ音がもう一度聞こえてきた。
最初は自分のベルト、次はグレインロードのベルトの音──そう気づいた時にはもう、彼の制服の袖を掴んでブレザーを引っ張っていた。もちろん制止のためであって脱がそうとしたわけではなかったが、グレインロードは唇を貪りながらブレザーを脱ぐ。
「ん、う……っ、は……っ」
「──ッ、ン……」
息も絶え絶えなくらい激しく、口内を掻き混ぜられた。
澄ました恋愛小説には出てこない荒波のようなキスに流されて、抗うための理性が呑み込まれてしまう。
「──っ、う!」
その時──脚の間に稲妻のような刺激が走り、アミリアは自身の変化に驚愕した。
女の部分に触れると快感を得られることくらいは知っていたが、洗浄以外の目的で弄るような真似はしたことがなかった。ましてや触れられてもいないのにこんな反応を見せるのは初めての経験だ。
秘めた所がきゅっと収縮し、下腹が熱くなっていく。
月の物が来た時のように、体液が体の中を駆けていった。
気持ちが悪いのかよいのかわからない、奇妙な感覚に襲われる。
「ま、待って……待ってください!」
ベルトを外したグレインロードの手は、ありもしない雄の部分へと伸びていた。
辛うじて阻止したアミリアは、触れられる前にキスから逃げて腰を引く。
「こんなこと、いけません……困ります……っ」

おすすめの関連本・電子書籍
電子書籍の閲覧方法をお選びいただけます
ブラウザビューアで読む

ブラウザ上ですぐに電子書籍をお読みいただけます。ビューアアプリのインストールは必要ありません。

  • 【通信環境】オンライン
  • 【アプリ】必要なし

※ページ遷移するごとに通信が発生します。ご利用の端末のご契約内容をご確認ください。 通信状況がよくない環境では、閲覧が困難な場合があります。予めご了承ください。

ビューアアプリ「book-in-the-box」で読む

アプリに電子書籍をダウンロードすれば、いつでもどこでもお読みいただけます。

  • 【通信環境】オフライン OK
  • 【アプリ】必要

※ビューアアプリ「book-in-the-box」はMacOS非対応です。 MacOSをお使いの方は、アプリでの閲覧はできません。 ※閲覧については推奨環境をご確認ください。

「book-in-the-box」ダウンロードサイト
一覧 電子書籍ランキング 一覧

ジャンル・シチュエーション検索

 

ジャンル

キャラ属性

シチュエーション