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初桜 ―ういざくら―
無垢な蕾は夜露に濡れる

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書籍紹介

平安艶恋絵巻の新星!

「助けた礼もしてくれないのかい?」貴族の娘・透子に夜這いしてきたのは、盗賊から助けてくれた麗しい貴公子。紳士的だけれど褥では放埒な景公。熱く抱擁され、蕩ける舌遣いに翻弄されるうち、巧みな指先は花びらの奥へ――。徐々に彼に惹かれ、その手管に潤んでゆく、いたいけな姫君の肢体。夜ごと睦言を囁かれ、心も身体も初めての恋に満たされていると、彼から求婚されて!?
ジャンル:
和風
キャラ属性:
オレ様・S系
シチュエーション:
幼馴染・初恋の人 | 甘々・溺愛 | 玉の輿・身分差
登場人物紹介

景公(かげきみ)

美丈夫の頭中将。透子の屋敷に野盗が侵入した時に助けに入った。

透子(とうこ)

京の外れにひっそりと住む貴族の少女。

立ち読み
「誘っているよ。その目つき」
景公の手が、透子の顎に触れる。ぐいっと掴んで上向かせ、顔を近づける。
「そんなに可憐な顔をして、男を誘う手管には長けている。誰に教わったんだ? お前をそんなはしたない女に育てあげたくせに、通いの男はこの家を見向きもしなくなったんだな。庭も、屋敷も荒れ果てて、女二人で町はずれに住まわせて……」
「違います……」
「誰の世話になっているのか、白状するといい」
「どなたのお世話にも……」
なっていないのに、と言う言葉が、景公の唇にふさぎ取られ行き場をなくした。
唇と唇が重なる。
身体を強ばらせた透子をあやすように、景公の片手が、透子の後頭部をそっと支えた。
優しい動きが透子の緊張を少しだけ解す。
「……ふ」
息をついだ瞬間、景公の舌が透子の口中に入ってくる。
景公の舌が透子の舌をくすぐる。上顎の裏の口蓋の凹凸を優しく辿られると、うなじに戦慄が走り抜ける。普段、自分では口のなかなど意識して触れたりしない。だから知らなかった。そこをこんなふうに舐められると、胸が変に疼くということを。
景公の顔がかすかに傾いて、くちづけの深さが増す。
しっとりと口のなかを舌でかき混ぜられ、全身が甘く戦慄いた。
羞恥と動揺で息が止まりそうになる。それでいて、心地よい。
物心ついてから、男性にこんなふうに抱きしめられるのもはじめてで、しかもくちづけなんて──。
「……やめて……ください」
何度も、透子の反応を試すようにくちづけてから、景公の唇が離れていく。うっすらと嗜虐の笑みが浮かぶ景公の唇は、透子との接吻で濡れている。
「ほら、また誘っている。気持ちよさそうにぐったりと俺の手のなかで力を抜いていたくせに、口でだけはやめてと言うんだな?」
「そんな……」
耳までかっと熱く火照った。
そんなつもりではないのに、景公の言うとおりだったからだ。景公に抱きしめられるのも、くちづけられるのも心地よかった。それだけじゃなく、もっと欲しいような気がして胸のなかに甘いものがとろりと溢れている。
自分の反応が、見知った自分自身のものじゃないのが怖くて、恥ずかしい。
「通いの男の相手を知らないで恥をかきたくない。いるのならいまのうちに教えるといい」
「ですから……そんな相手はいないと……あっ」
抗議の言葉をまた、舐め取られた。景公の舌が、透子の唇の形を教え込むように何度もその輪郭をなぞった。ぞくぞくと背中から腰まで、快感が下りていく。
「どうやら無理やり聞き出さないとならないようだね。そうしてもらいたいから、わざと教えないのか?」
「違いますっ」
恥ずかしさと、情けなさで、涙がこみ上げてきた。ほろりと零れた涙の滴を、景公が舌で掬い取っていく。
「泣き顔で睨みつけるなんて──なんて可愛いんだろう。潤んだ目で下から睨めつけられると、お前の可憐さが際だつね」
「もう……やめてください」
横を向いたら、笑い声が耳に忍び込む。耳朶に噛みつき、舌で耳殻をねろりと舐められ、快感が腰へと抜けていった。
「……あ」
無意識に零れた吐息が艶めかしく、羞恥で全身が熱くなる。
「お前は、たくさん苛めたくなるような顔をして見せる」
耳を軽く噛みながら景公がささやく。うなじがざわめき、心臓がコトコトと高鳴る。景公の顔を見られなくなって、うつむいた。
そうすると景公が焦れた声で、
「こっちを向いて」
とささやく。吐息が耳にかかり、ぞくっと震える。
「それとももっとここを舐めたり囓ったりして欲しいから、わざとそうしているのか?」
耳に齧りつかれ、びくんと肩が揺れた。
「違っ……」
「そうだろうね。ここだけじゃなく他にも舐められたい場所があるだろう。どこ? お前はどこが好きなんだ? いつもどうやって他の男に抱かれている? 教えてごらん。俺がもっと気持ちよくしてやろう。その男のやり方を忘れてしまうくらいにね」
何度も他の男はいないと言っているのに。
幼いときはまだしも、いまは男たちに素顔を見せることもないというのに。
どこまでも景公は意地悪だ。毒の籠もった目つきで透子を見つめ、ささやく。苛められて悲しく、涙が溢れる。けれど、嬲る吐息と舌と唇が、透子の肌を火照らせる。
耳を舐めていた舌が、うなじへと下りていった。軽く吸い上げられ、身体が跳ねた。こくんと唾を飲み込み、震えをおさえようとする。
──どうしよう。どうして気持ちがいいの?
景公は冷たいことばかり言う。ちっとも透子の言うことを聞いてくれない。でも景公に触れられた場所は熱を持ち、くちづけられ、舐めたり齧られたりする度に身体の奥にむずがゆいような懊悩が生まれるのだ。
──こんなのは、知らない。
景公の手がすっと透子の着物の内側に差し入れられた。袴の紐をするりと解く。
「……っ」
景公の手を止めようとした透子の手をパシリと叩き、袴を下までずり落とした。細くしなやかな、くるぶしの浮いた透子の足が闇にぼんやりと白く浮かび上がる。華奢な足のかかとはつるりと丸い。
「綺麗な足だ。海辺に落ちている貝殻のような、脆い白さだね」
膝から太ももまで手を這わせ、上下させる。何度も優しく撫でられているうちに、太ももの内側が熱く潤んでいく。
「吸いつくような触り心地だ。こっちはどうかな」
ぐいっと腰を抱き寄せ、片手で透子の夜着の小袖の帯を解いた。
女の着物は──なんて危ういものなのだろう。昼の衣も、夜の衣も同じに、幾重にも布地を身につけているはずなのに、たったの紐一本解くだけではらりとすべてが捲れ落ちていってしまう。
花びらが風に剥がれ落ちていくように、布地が擦れ、透子の肩から床へと滑り落ちていった。
押さえていた布地を失い、豊かに膨らんだ乳房が零れ落ちた。
景公の切れ長の双眸が薄闇に冴え冴えと瞬いた。ぞっとするような冷酷さを湛えた景公の目つきに、透子の身がすくむ。
桜の色をした乳首が景公の視線に反応し、きゅっと固く尖った。
「見ないで……見ないでください」
「どうして?」
「恥ずかしいです……」
「恥ずかしい? いいね。もっと恥ずかしがるといい。そういう潤んだ目になったお前は愛しいよ。お前の乳首は、綺麗な色をしている。淡い桃色で……乳暈も小さいね」
乳暈ごときゅっと爪の先でねじられ、痛みに身体が跳ねた。
「……痛っ」
「痛い? この程度で痛いとは……この可愛い色といい、通いの男はお前を可愛がるやり方を間違えていたようだ。俺だったらここの色を変えるくらい、たくさん苛め抜いてやるところだが……」
「……ですから……そんな人は……んっ」
くりくりと指先で乳首を苛め、捏ねる。そうされるとそこから、はじめての疼痛が生まれ、身体の奥がじんわりと潤っていくのがわかる。
「女の身体はじっくりと丹念に愛してやれば綻ぶものだ。それに女という花は──愛されるだけでは開かないんだよ。快楽を教わって受け取るだけではなく、自分から花開こうとしだしたとき、女は一番美しくなる。俺がお前を生まれかわらせてやろう。いまよりももっとお前は美しくなるよ。楽しみだ」
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