新しくカートに入れた電子書籍 すべて見る
カートを見る 合計金額(税込)0円
新しくカートに入れた電子書籍 すべて見る
カートを見る 合計金額(税込)0円

わ、私と結婚しなさいっ! 超ツンデレ令嬢は年下傭兵隊長にメロメロです

本を購入

本価格:630(税抜)

カートに追加しました
電子書籍を購入

電子書籍価格:630円(税抜)

獲得ポイント:6pt
電子書籍を閲覧するにはビューアアプリ「book-in-the-box」(SHARP)をインストールしてください。
書籍紹介

"高慢令嬢☆年下オオカミ
ハイテンション・ウェディング!!"

傭兵ヴィルフレドに焦がれる領主令嬢コルネリア。ずっと傍にいて欲しいのに、高すぎるプライドのせいで全然素直になれなくて。「私と結婚しなさい!」決死の告白のつもりが上から目線の結婚命令。我に返って焦っていたら彼は笑って即OK!? 「ずっとコルネリアを抱きたかった」ぎゅっと抱きしめられ、熱く囁かれたらあっという間に幸せの絶頂! 世界一甘い下克上マリアージュ!

ジャンル:
西洋
キャラ属性:
ワイルド・騎士・軍人
シチュエーション:
玉の輿・身分差 | 幼馴染・初恋の人 | 甘々・溺愛
登場人物紹介

ヴィルフレド

コルネリアの家に雇われている傭兵隊長。『ベルトルッチの狼』。コルネリアに心底惚れ込んでおり、一途に誠実に尽くす。

コルネリア

港町ベルトルッチの次期僭主。子供の頃からヴィルフレドが好きだけど、素直になれずに可愛くない言動をしてしまう。超ツンデレ娘。

立ち読み

「ふふ……石鹸の匂いがする」
「…………」
 オリーブオイルと石灰を使った石鹸は、血や泥に塗れるヴィルフレドの為に買ったのだが、どうして自分も使うことになったのかとコルネリアは目を閉じる。
 いけない。落ち着け。風呂のことは忘れよう。そう思うのに、くんっと髪を引かれて振り向いたコルネリアは、見なければ良かったと後悔した。
 髪にキスをされた。凄く幸せそうな顔をしているヴィルフレドに、キスされている。
「…………ヴィルフレド」
「何だ?」
「……も、もう、髪はいいわ」
「うん。そうか。でも、もう少し」
 確かに、コルネリアの髪は少し珍しいかもしれない。美しいブロンドだと褒められることも多い。
 しかし、髪に顔を埋めるのはどうだろうか。自分で洗った髪だと思っているのか、傍若無人にも程があるだろう。首筋に唇が触れているのに気付いていないのだろうか。
 どうすれば引き剥がせるのかと考えていれば、がじりと首筋を噛まれた。
「ひっ……なっ、な、なな、なにを?」
「うん」
 だから、答えになっていないと、コルネリアは前に前にと逃げる。ベッドの上をじりじりと逃げていれば、こてりと転んでしまった。
 にっこりと笑うヴィルフレドは、ゆっくりと手を伸ばす。投げ出されたコルネリアの足を掴んで、楽しそうに笑っている。
 指が、親指の腹が、コルネリアの踝を丸く撫でた。
「ああ、綺麗な足だ……」
「……そ、そう、あ、ありがとう」
 ヴィルフレドの大きな手に足首を掴まれると、自分の足が小さくみえる。心臓がばくばく鳴っているのは、擽ったいからなのか、それともヴィルフレドの目が怖いからなのか、解らなくなってきた。
「ちょっ、まっ、まま、待ちなさいっ」
「うん」
「だからっ! 足を持ち上げないでっ」
「うん」
 大きなタオルにくるまれているけど、風呂上がりで下着も何も身につけていない。こんな状態で足を持ち上げられてしまえば、何もかもが丸見えになってしまう。
 だから、コルネリアが必死になってヴィルフレドの手から足を引き抜こうとしているのに、手は少しも緩んでくれなかった。
 おかしい。ヴィルフレドがこんなにも強引なんて、おかしいだろう。自分が嫌がれば、ヴィルフレドは直ぐに止めてくれる。立場を弁え、コルネリアを立て、一歩引いて控えていてくれたのにと、涙目で睨み付ける。
「なっ、なんで?」
「うん?」
「い、嫌だって、いやだって、言ってるのにっ」
 自分よりも下だと思っていた。自分の思い通りになると思っていた。だって、ヴィルフレドはコルネリアのものだ。幼い頃から自分のものだった。
「ああ、泣かないで。コルネリア」
「な、泣いてなんかっ! ひぅっ!?」
 足の裏を舐められる。頬擦りされて、唇で形を確かめるみたいにキスをする。
 駄目だ。そんなことをしないで欲しい。擽ったくて足を引っ込めようとすると、お仕置きだと言うように囓られてしまう。
 足の指まで舐められて、それでも笑うヴィルフレドは楽しそうに言った。
「嬉しいんだ。舞い上がっているんだ。少しぐらい浮かれてもいいだろう?」
「…………え?」
 足首から手を離したヴィルフレドは、横たわっているコルネリアに圧し掛かる。四つん這いで近付いてきて、頬に優しくキスを落とす。
 告白されたこと。胸の内を明かしてくれたこと。どれだけ自分を思っているのか、その口から聞けたこと。
 浮かれるに決まっているじゃないかと、ヴィルフレドは言いながらキスをしてきた。
「コルネリア。俺の妻になるんだな」
「……そ、そうよ! 結婚するんだから当たり前じゃない!」
「そうだな。そうか。触れてもいいんだな」
「……………そ、そうよ」
 ベッドの上。横たわる自分。圧し掛かるヴィルフレド。自分は裸にタオルを巻いているだけで、ヴィルフレドは腰にタオルを巻いているだけの状態。
 もしかして、これは、あれで、それじゃないだろうか。
 僭主になる為の勉強しかしてこなかったコルネリアは、自分の知識が偏っていたのだと、ここにきて気付いてしまった。
「……ヴィル、そ、その」
「コルネリア……」
 質問する前に、ヴィルフレドの唇がコルネリアの唇に重なる。かさりと乾いているようで、じわりと熱い感じがする。
 しかし、口の中にヴィルフレドの舌が入ってきて、コルネリアは瞬時に固まった。
 熱い。柔らかい。知らない味が口の中に入ってきて、これがヴィルフレドの舌の味なのかと目を見開く。
「んっ、んぅっ……ん? ん?」
 噛んではいけないと思うのに、ヴィルフレドの舌はコルネリアの口の中を動き回った。
 歯の硬さを確かめるように、頬の内側を擽るように、舌を絡ませてくる。口蓋を撫でられ、舌先を軽く噛まれると、腰の辺りがぞくぞくと震えた。
 苦しい。怖い。鳥肌が立っているから気持ちが悪いのか。でも不快感はなく、どうして身体が熱くなるのか解らない。
「んぅ、うっ、んっ、ん」
 首筋を撫でないで欲しい。耳を弄らないで欲しい。緩く首を振りながら身を捩ると、ヴィルフレドの手が胸に触れた。
 何てことをと、抗議の声を出そうとすれば、舌と一緒に飲み込まれてしまう。じゅうっと、舌を吸われてしまうと、背筋に悪寒が走る。
 何だ。何が起きているのか。自分の身体なのに、何が起きているのか解らない。
 気持ち悪いのか、気持ち良いのか。ぞくぞくするのに、身体は熱くなる。じわりと汗が噴き出すのが解って、じわりと下肢が濡れるのも解った。
「……ああ、コルネリア。泣かないでくれ」
「ふぅっ、あっ、だ、だって……こ、こわ、こわい」
「怖い? 何が怖い?」
 はしたなく零れてしまった唾液を、ヴィルフレドの舌が舐める。口の端から顎を伝って、首筋に噛み付く。
 ひくりと、コルネリアの喉が鳴った。
「あ、やだ……熱いっ……怖いっ……」
「大丈夫だ。俺がここにいる」
「ううっ……あっ、囓らないでっ」
 耳朶を囓られる。咎めれば舐められ、耳の後ろにキスをされた。
 小さな胸を撫でる手が、乳首を潰すように動く。痛い。痛いような気がする。でも、違うような気もする。何をするのかと怒りが湧く前に、それで初めてタオルが落とされていたのだと気付いた。
「あっ、ヴィルっ……まっ、まって、無理っ、怖いっ」
 もう、どうすればいいのか、コルネリアには解らない。ただ、逃げてはいけないのだと、これは夫婦の営みなのだと、それだけが頭の中をぐるぐる回る。
 だけど、怖い。怖いに決まっている。これは怖いだろう。
 自分の身体なのに、何一つ自由にならない。今まで無意識に動かしていた感覚や動作が、何もできなくなっている。
「怖くない……コルネリア……コルネリア」
「うううっ……こ、怖いし……こんなの知らないし……訳が解らないもの……」
 解らないことが怖いと、切に訴えればヴィルフレドは嬉しそうに笑った。
 頬を赤く染めて、とろりと瞳を潤ませて、幸せそうな顔で笑うからコルネリアの息が止まる。
「初めては怖いだろう? 俺も怖いさ」
「なっ、で、でも……」
「ほら、俺がいる。俺も同じだ。一緒に……」
 ゆっくりと唇に唇を重ねられて、コルネリアはぎゅっと目を瞑った。

おすすめの関連本・電子書籍
電子書籍の閲覧方法をお選びいただけます
ブラウザビューアで読む

ブラウザ上ですぐに電子書籍をお読みいただけます。ビューアアプリのインストールは必要ありません。

  • 【通信環境】オンライン
  • 【アプリ】必要なし

※ページ遷移するごとに通信が発生します。ご利用の端末のご契約内容をご確認ください。 通信状況がよくない環境では、閲覧が困難な場合があります。予めご了承ください。

ビューアアプリ「book-in-the-box」で読む

アプリに電子書籍をダウンロードすれば、いつでもどこでもお読みいただけます。

  • 【通信環境】オフライン OK
  • 【アプリ】必要

※ビューアアプリ「book-in-the-box」はMacOS非対応です。 MacOSをお使いの方は、アプリでの閲覧はできません。 ※閲覧については推奨環境をご確認ください。

「book-in-the-box」ダウンロードサイト
一覧 電子書籍ランキング 一覧

ジャンル・シチュエーション検索

 

ジャンル

キャラ属性

シチュエーション