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一途な軍人侯爵と身代わり令嬢

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書籍紹介

侯爵様、恋の病にかかる

伯爵令嬢の身代わりで厳格な軍人ヘイズ侯爵とデートをすることになったスタシア。教養があり、実直で紳士的にリードをしてくれる彼に胸がときめき、心惹かれていく。想いを寄せる人に嘘はつきたくない……正直に身分を明かせば「謝る必要はない。“伯爵令嬢”ではなく“君”がいいんだ」逞しい腕に抱きしめられ、情熱的なキスとプロポーズを! 夢のような蜜愛生活が今始まる――。

ジャンル:
西洋 | ファンタジー
キャラ属性:
ワイルド・騎士・軍人
シチュエーション:
玉の輿・身分差 | 甘々・溺愛 | 野外
登場人物紹介

ルドルフ・ヘイズ

『地獄の(ヘルズ)将軍』とも呼ばれる軍人侯爵。階級は大将。実直な性格で不正を許さない。大柄で威圧的な見た目から令嬢達には避けられている。

スタシア・レジェス

伯爵令嬢の家庭教師を勤める真面目な子爵令嬢。身代わりで手紙のやりとりをしていたが、ルドルフの実直なところや、自分と同じ感性をもつところに惹かれる。

立ち読み

「スタシア……」
 彼が不意に立ち上がる。
 どうしたのかと見るスタシアの前へ、彼は床に膝をついた。
「どうしたのです?」
「俺はこのままで居たくない」
 そう告げると、ルドルフがさっとスタシアの手を両手で掴んだ。
 逃げようとすることもできないぐらいに、素早い動きだった。
「俺は……今ここでルドルフ・ヘイズ侯爵は、スタシア・レジェス子爵令嬢に結婚を正式に申し込む。驚いただろうが、一時の気の迷いなどではない。亡き父と母に誓って、本心だと言おう」
「……っ!?」
 あまりの突然なことに、スタシアは口元に手を当てて驚いた。
 心は喜んだ。出会いの前から、密かにそうなりたいと願っていたのだから。
 けれど、次に浮かんだのはやはり階級の壁。
 社交界からは遠ざかっても、やはり子爵家に生まれたスタシアは貴族のルールを無視できなかった。深いところで刻まれてしまっている。
 彼と結ばれて幸せになるという未来を、どうしても想像することができなかった。
 自分だけならばいい。たとえ罵声を浴びせられ、蔑まれても彼のそばにいられる幸せに比べれば些細なことだと割り切れる。
 けれど、ルドルフにまで影を落とすことになるのが耐えられない。
 ────幸せになりたい以上に、幸せになって欲しい。
 他の人より少し不器用かもしれないけれど、こんなにも優しく、素敵な人なのだから。
「突然だが、突然ではない。会って貴女の心が自分と同じだと思えたら、申し込むつもりだった。だから……頷いてくれ」
 ルドルフの真剣なまなざしに、スタシアは視線を逸らすことしかできなかった。
 ────どうか、私に愛想を尽かしてください。お願いします。
 悲しいお願いを心の中でするけれど……彼は手を離そうとはしなかった。
 それどころか────。
「離さない。今、スタシアの手を離せば……二度と会えない気がする」
 手を引かれ、前屈みになったスタシアはルドルフに抱きしめられた。
 少し痛いぐらいの抱擁は、彼の気持ちを表しているようで……拒絶できなかった。
「嫌いなら嫌いと言ってくれ。嫌なら嫌と言ってくれていい」
「……っ!? 何を……」
 沈黙を貫くスタシアの足は、いきなり地面から離れた。
 ルドルフの逞しい腕に持ち上げられ、続き部屋への扉に運ばれていく。
 ────だ、め……。
 その意味を察したけれど、心の中で、しかも微かにしか彼を拒絶する声は出せなかった。
 本当は何もかもを彼に委ねてしまいたかったから。
「……ぁっ」
 しっかりとスタシアを抱きかかえたルドルフは、そのまま扉を開けると寝室に入った。
 そこはやはり執務室と同じく豪華絢爛な装飾で溢れている。

 大きな艶のある丸テーブルと、セットの椅子が置かれ、床には白い毛皮が敷かれている。
 バルコニー付きの大きな窓があるけれど、燭台はテーブルとベッドの横にあるだけで、反射するものが少ないので薄暗い。
 スタシアは、ルドルフの手でそっとベッドに置かれた。
「ルドル……フ」
 必死にその名前を口にしたけれど、それだけでも心にナイフを刺すように痛みを感じた。
 ここまで思ってくれているのに応えることができないなんて……辛い。
「スタシア、好きだ。こんな風に思ったのは初めてだ。だから、俺は貴女を離したくない。たとえ、どんな理由があっても」
 はっきりと宣言するとルドルフはベッドの横に立ち、スタシアの頬に手を置いた。
 ────大きくて、逞しくて……愛しい手。
 思わず頬ずりしたくなってしまう。
 もう認めざるを得なかった。
 ────彼のことが好き。
 好きで、好きで、好きすぎて……だから、断ることも、結婚に承諾することもできない。
「……スタシア」
 そして、ルドルフは拒絶の意図がないのを確認すると、身を乗り出し、名前を呼びながら唇を合わせてきた。
 ────キス……している。ルドルフと……愛しい人と……。
 触れ合った部分から喜びが溢れてくる。
 今すぐ自分もその大きな身体を抱きしめたい。
 ────でも……できない。
「ん、んぅ……ん────」
 初めての唇の感触はとても甘美だった。
 受け止めている、流されているだけなのに……全身で彼を感じてしまう。
 ────あぁ……だめ……。
 今度はルドルフに言ったのではなく、自分に対してだった。
 けれど、身体は動かない。
 唇と手を添えられている頬、触れている部分が熱くなるだけ。
「スタシア……」
「んぅ……ん……んん……」
 離れてはすぐに合わせ、また離れては口づけする。その繰り返し。
 お互いに止められなかった。その幸せで、甘美な味のする行為を。
 何度もキスされ、思考が抜け落ちていく。
 何も……考えられなくなる。
「もっと知りたい、貴女を……」
 彼の顔が耳元に近づいてきて、そう囁いた。
 真っ赤になるスタシアの身体へルドルフが手を伸ばす。
 最初は首だった。頬に置いていた手が首まで、撫でていく。
「……ぁっ……ん」
 思わずその扇情的な刺激に、スタシアは小さく声をもらした。
 熱が首にまで広がっていってしまう。
「綺麗だ。見た目だけでなく、腕も、手も、頬も、瞳も……そして心も……」
 ────そんなこと……ない。一度だけ抱かれても構わないと……そんな淫らなことを考えてしまっている。
 ルドルフの愛撫に、スタシアは身体を預けた。
 首に触れた手は、そのまま肩へと伸びてきて、ドレスをはだけていく。
 ────恥ずかしいけれど……ルドルフになら……。
 見て欲しい、とそんなふしだらなことまで考えてしまう。
「スタシア……もう貴女でないと駄目だ、これからの人生をすべて共にするのは」
 囁きながら、彼の手は愛撫を続けていた。
 優しく、宝物に触れるようにそっと、けれど磨くように滑らせる。
 その指の動きが喜びに震えているのがわかる。
 それはスタシアも同じだった。
 彼に触れてもらった喜びは、次々に広がっていく。
 その証拠のように熱は身体を広がり続けた。
「ぁっ……」
 ベッドが大きく沈み、軋んだ音を立てる。
 ルドルフが乗ったからに違いなかった。枕に頭を預け、仰向けに横たわるスタシアへ覆い被さってくる。
「ん────」
 そのまま、もう一度キスされた。
 長く、情熱的な口づけ。好きだという気持ちが、痛いほどに伝わってきて、今度は外からではなく、中からスタシアを熱くした。
「ん……ぁ……あぁ……」
 彼の手が少し強引にドレスを引き下ろす。
 胸の膨らみの大半が露わになってしまった。そこへもすぐに彼が触れてくる。
「あっ……あっ……ん……」
 とっさに口を閉じたけれど、甘い吐息がスタシアからもれた。
 他の部分よりも胸への刺激には敏感で、身体が震えてしまう。
 スタシアの声で一度手を離したものの、またすぐにルドルフは胸への愛撫を再開した。
「……ん……ぁっ……あっ」
 声は抑えられなかった。
 彼の指が胸へと触れて、沈み込み、戻る。
 ゆっくりとしたその一連の動作は、次第に速くなっていった。
 それはやがて手全体で、官能的に胸を刺激し始める。
 甘い吐息が静かな部屋に絶え間なく、響く。
 壁は厚く、宿だからと心配する必要はないのだけれど、羞恥心がスタシアの身体をさらに熱くした。
 すでに肌はうっすらと薄紅色に染まってしまっている。
「柔らかい……どんな上質な絹よりもだ。ずっと、ずっと触れていたい」
 小刻みに動く彼の指は、まるでスタシアを糸で操っているかのようだった。
 刺激に我慢できず、ベッドを小さく軋ませてしまう。
 ────こんなに……触れられて……身体が……悦んでしまうなんて……。
 自分の身体ではないかのようだけれど、喜びは確かに心にあった。
 ルドルフが好きだと、ルドルフに触れて欲しいと、今が幸せだと。
「ん、あっ……ぁ……」
 その気持ちが惹きつけるように、彼の手は別の場所にも伸びていった。
 片方の胸を乱しながら、もう片方の手が下へと伸びた。
 指先が足に触れて、思わずびくっと震える。
「素晴らしい……すべて触れたい……」
 ルドルフの欲望は胸だけでは満足しないようだ。
 足をゆっくりと撫でながら、上がってくる。
 スタシアはもちろん抵抗することはしなかった。
 ただ、彼の刺激に甘い吐息をもらし、肌を熱くして、震えるだけ。
「あ、あ、あ……」
 扇情的な刺激がせり上がってくる。
 淑女が滅多に肌を見せない腿を触られていた。

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