蜜室花嫁
クールな軍人王子の独占愛に蕩かされて

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- 本販売日:
- 2016/01/18
- 電子書籍販売日:
- 2016/01/18
- ISBN:
- 978-4-8296-6750-7
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書籍紹介
幸せ甘ラブ
溺愛調教
王女フェアリルが父の命令で嫁がされる相手は、野蛮だと噂の軍人王子ヴァリアント。会ってみれば黒髪の美しい青年だったけれど、微笑みながら「花嫁は食べるものだ」と言って――。王子は優しいキスで怯える私の心を解し、巧みな指が身体の奥の快感を呼び起こす。彼が中で甘く激しく動くたびに蜜が溢れ、終わらない愛撫で一歩も外に出られないなんて!? 淫らで幸せな結婚物語☆
登場人物紹介

ヴァリアント
イシキス国の第三王子。黒髪に青い目、長身の美形軍人。フェアリルを迎えると部屋に閉じこめる。

フェアリル
長い金髪とすみれ色の瞳を持つジェソルト国の第三王女。父に突然隣国へ輿入れするように言われ……!?
立ち読み
ヴァリアントはフェアリルの髪をふっと息をかけて飛ばすと、そこに現れた桜貝色の耳朶を唇に咥えた。
「ひゃあ……ん」
どうしてそんな些細なことがこれほど媚声を上げるようなことなのか、わからない。
でも耳朶に吐息を吹きかけられ、唇で咥えられながら彼の声を耳に受けると、またフェアリルの胎内から欲情の蜜がとろとろと流れ落ちてしまう。
「も、もお……だめ……私のからだ……おかしくなって……恥ずかしい……の……」
彼に触れられている肌がじんじんしてくる。
汗ばんだ内股に彼の膝や太股が擦れるだけで、下腹部の奥のほうから淫らな熱がじんわりと吹きだしてくる。
「フェアリル……いいか。俺にしっかりと掴まっていろ」
驚くフェアリルを窓辺にかかえ上げて向きを変える。
「フェアリル……」
「ああ……だ、め……」
身体を外に向けられ、ヴァリアントが背後から抱き締めている。
なんてことだろう。
恥じらいを教えられて育ったフェアリルが胸を露わにされ、恥部を大きく開かされ、ドレスを剥かれている。そんな、ほとんど肌を晒した身を窓の外に向けて誰が見ているかわからない窓の外に足や足の付け根の花片を剥き出しにしている。
「あ……ん……ぅ」
はしたないマネだけはしてはいけないと、幼い頃からしつけられてきた。
なのに、フェアリルを王女としてもっとも認めさせなくてはいけないイシキス国の王城でこんなに恥ずかしい格好をしているなんて。父に知れたら卒倒してそのまま死んでしまうかもしれない。
でもフェアリルは、抵抗する力もなく、彼の愛技に溺れている。
細かな指先の振動。這うように蠢く掌。そういうものがフェアリルの誰にも触れられたことのない白い肌に鮮やかな桃色の痕を残していく。
双葉の中に射し込まれた一本の指が大きく濡れた内襞を開かせてきて、すうっと雌芯に風が走る。
ビクン。その雌芯が震えた。
そうして桃色の塗れたそれはヴァリアントの指先で甘くちゅくちゅくと擦られている。
「あ……あああああ……ッ!」
感じたこともない、甘い媚薬。
それが雌芯から蕾の奥にまで走っていく。背筋まで甘い痺れが走って、フェアリルはヴァリアントの背に爪を立ててしがみつく。
彼が両手を束ねていなくても、もう逆らう気持ちなどまったく消え失せてしまっている。
彼にもっと触れて欲しくてたまらない。
「もっと……」
後ろに向き直って抱きつこうとしたのに彼はそれを許さない。体を外に向け、足を大きく開かされたまま、フェアリルの双葉の上に彼の片方の手が器用に何度も滑っていく。
濡れたそこからまだ蜜がふんだんに滴って。彼は蜜を指先に掬いながら、蕾の周囲をぐりぐりと圧迫してくる。
「はぅ……あ、んぅうや……ああ……」
「もっと……もっと啼くんだ、どこかで見ている者に聞こえるように」
「落とさないで……」
下を見ると怖い。
「下を見るな。俺が姫を落とすわけがない」
鋭い視線が今もフェアリルのことを射貫いているのを感じている。
桃色に染まりつつある白い肌に食いつかんばかりの視線。
エリン。彼女が本当に、毒入りチョコレートを送ってきた本人だろうか。
フェアリルは背後から耳を舐められて、ぞくっとした身体からまた蜜がとろとろと流れ出していく。
彼の指先が谷間を何度も上下に振れて、雌芯を押しつぶしてきては小さくキュッと摘んできて、フェアリルは開け放たれた窓の上で身悶えしている。
後ろから何か熱い塊がお尻の谷間の間に割り込んできて、驚いて乳房を揺らした。
大きな乳房が窓の外に溢れだしそうなほど揺れ、ヴァリアントは乳房をギュッと握って押さえ付ける。
フェアリルはお尻の窪みを犯されている恥ずかしさと、乳房を鷲掴みにされた官能の疼きに「ひゃあ……んぅ」と、甘やかな喘ぎを漏らして髪を振った。
金色の髪が解れて白い肌に舞い落ち、ヴァリアントの手淫で例えようもないほど敏感にされた乳首はそれが触れるだけで硬く尖ってそそり立つ。
「あん」
「もっと啼いて……聞こえるように」
小さな喘ぎも窓の外に流れれば中庭を挟んだ向かいの棟の壁に当たって反響している。
フェアリルはその音に我ながら恥ずかしくなって、身体も桃色に染め上げている。
ヴァリアントはフェアリルの羞恥心をわかっているのだろう。
「もっと、啼け……でないとこの俺がお前をもっと、啼かせるぞ?」
「ひゃあああああんっ」
唐突に彼の指が蕾の中まで侵入してきて、二つの指がフェアリルの濡れた内壁をぐりぐりと押し擦った。
「は……はあ……ッ」
ゾクゾクと中をいやらしい感触が駆け上がっていく。
身を捩ったところで足の間には彼の腕が挿入されており、動けない。背中から胸もとに伸びる手には乳房を激しく揉まれている。
「あ……んぅ」
蕾の中を侵入してくるヴァリアントの長い指先。そして彼の手の甲に飛び出た骨は、フェアリルの蕾の上にあまやかに突き出ている雌芯を擦り、押しつぶしている。
あふれ出る愛液に濡れた雌芯は彼の硬く骨張った部分に欲情を刺激されて、真っ赤に染まって激しい愛撫に耐えている。
「んぅ……」
乳首がぐりっと摘まれて捻られている。揉まれながら味わわされる酷い悦楽に、フェアリルはまるで娼婦のように下肢を広げ、そしてたわわな乳房を空に揺らした。
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