新婚
狂想曲 騎士団長にえっちなおねだり!

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- 本販売日:
- 2014/08/19
- 電子書籍販売日:
- 2014/08/19
- ISBN:
- 978-4-8296-6703-3
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書籍紹介
天然若奥様は
無口な旦那様にじれじれ☆
やっとアレックス様と結婚できたのに、添い寝だけなんて何故……初恋の騎士団長との新婚生活。子ども扱いされる寂しさから、寝ている旦那様に悪戯を! そっと舌を絡めるキス。胸に頬ずりし下半身に手を伸ばすと、起きた彼に押し倒されて!! 「俺を責めながら感じてたのか?」敏感な乳首を甘噛みされ、無垢な蕾を優しく撫でられ……。ときめきの中で純潔を捧げ、若奥様の歓びは最高潮へ!
登場人物紹介

アレックス
代々騎士団長を務めるルーベンス家の当主。イケメンだが寡黙。ブリジットの憧れの人。

ブリジット
アーウィン子爵家の次女。アレックスと結婚するはずだった姉が失踪してしまったため、身代わり結婚することに。
立ち読み
誰も侵入したことのない蜜口に、長く節くれ立った指がぬぷぷと音を立てながら入ってくる。
「ひ、ぁ……っ!?」
突然の侵入に驚き、ブリジットは大きな声を上げた。
「すまない。痛かったか?」
「……ン……ぅっ……へ、平気……っ……」
十分に濡れていたからか、一度達したおかげで身体から力が抜けていたせいなのかはわからないけれど、痛みはあまりなかった。でも少しだけひりひりして、異物感がある。自然と身体が強張って、指の形がわかるほど内壁がぎゅうぎゅうに締め付けてしまう。
「すごい締め付けだ……やはり、あまり慣れていないようだな。しっかりと慣らすから、心配するな」
「ま、だ……アレックス様の……入れて……くれないの?」
経験済みだなんて嘘がばれる前に、早く最後までして欲しい。
「ああ、このまま俺のを入れたら、怪我をさせてしまうかもしれないからな。……しっかりと解さないと」
確かにアレックスの肉棒はとても大きい。さっきは裂けてしまうのではないかと心配したぐらいだ。でもブリジットの膣内は、アレックスの指一本でいっぱいだった。こんな狭いのに、本当に解れるのだろうか。
解れなくても、裂けてもいいから、早く入れて欲しい。アレックスと一つになりたくて、涙が出てきてしまう。
「……こ、こ……ほ、解れる……の……? ぁっ……あ、……ひ……ぅっ」
無骨な指がゆっくりとした抽挿を始め、指の動きと共にブリジットの身体がびくびく痙攣を繰り返す。
「ああ、ここは男を受け入れるようにできているからな。知っているだろう? ゆっくり時間をかければ、しっかりと解れる……お前を抱いた男は、無理矢理入れたのか?」
指を動かされるたびに、ぐちゅぐちゅという音と共に蜜が掻きだされる。
「ふ、ぁっ……あっ……な、内緒……」
アレックス様の指……が、私の中にあるのね……。
そう意識すると中が切なく疼いて、蜜襞が勝手に動き、長い指をぎゅうぎゅうに締め付けた。
「あぅっ……ふ、ぅぅ……あっ……あぁっ……ひぁん……っ……」
身体の中を探られるような感覚に囚われていたけれど、もう片方の手で疼いていた花芽をくりくり擦られると甘い快感が少しずつ戻ってきて、中も異物感とは違う別の何かを感じ始めていた。
何……? 中……が、何か……変……。勝手にひくひく動いちゃう……!
「お前の中は、柔らかくて、狭くて、可愛いな……」
「んぅっ……ンぁ……は……っ……はぁ……っ……アレックス……さ、ま……も……ぅ……もう解れた……? も、う……入れられる?」
涙を浮かべながら首を傾げると、月明かりに照らされたアレックスの頬が少しだけ赤くなったような気がする。
「……これ以上煽るな。俺の理性をどれだけ粉々に砕けば気が済むんだ」
煽る……? 理性?
なぜ煽られ、理性が粉々に砕けたのかちっともわからない。でもどうしてかなんて聞く余裕は全くない。次から次へと溢れる喘ぎで、喉は満員なのだ。
内側と外側、敏感なところを同時に弄られる刺激に翻弄され、赤く染まった肌がしっとりと汗ばむ。あまりの快感に目を瞑った瞬間──花芽に指とは違う、ぬるりとした感触を覚え、ブリジットはとろけた瞼をこじ開けた。
えっ……えっ……ええっ……!?
「え……っ……あっ……う、嘘……」
ぬるりとした感触の正体は、アレックスの舌だった。足と足の間に顔を埋め、高い鼻に蜜が付くのも構わないといった様子で、ねっとりと舐めあげている。
アレックス様の舌が……っ……わ、わ、私のそんなとこ……っ!? ……嘘っ……!?
高熱を出した時のように身体がかぁっと熱くなり、ブリジットは信じられなさから、とろけた目を見開く。
「や……だ、だめっ……そんなとこ……汚いわっ……な、舐めないで……っ……ふ、ぁっ……だ、だめぇ……っ」
舌先で弾くように舐められていたかと思えば、舌の表面でねっとりと包みこまれる。予測のできない動きに翻弄されながらも、アレックスを引きはがそうと必死で肩を押す。けれどそれは当然、徒労に終わった。
「お前のものだ。汚いはずがない……」
ちゅ、ちゅく、ちゅぷっ……じゅるっ……ぐちゅちゅっ……ちゅぐっ……。
「や……だめっ……だめぇ……っ……あ、ぅっ……ふぁんっ……やっ……あぁんっ」
恥ずかしい。アレックス様の舌……汚しちゃう……!
止めて欲しいと訴えながらも、燃え上がりそうなほど熱くなった身体は、止めて欲しくない。もっとして欲しいと強請るように、真っ赤に熟れていた。
一本でいっぱいだった中は、いつの間にか二本に増やされていて、ブリジットは中を掻き混ぜられる快感に目覚めていた。自分のよい場所を教えるように、自然と腰が動く。
「ここが好きなのか?」
アレックスもその意図を汲み取り、ブリジットが教えようとした場所を積極的に探る。
「ひゃぅっ……! わ、わかんない……で、でも……そこ……他と……違う……の……」
「それが好き……ということじゃないのか? ……わからないのなら、試してみよう」
扉をノックするように何度も押されると、お腹の中で快感の塊がばちんと大きな音を立てて弾け、ブリジットは絶頂に押し流された。
「あ、あぁあぁああっ────……っ」
腰が大きく浮き上がり、瞳からは涙が……アレックスの指を咥え込まされている膣道には蜜が溢れかえった。
「好きな場所だったみたいだな……気持ちいいか?」
ブリジットはなんとか頭を動かし、小さく頷く。
身体が……満たされていく。
好きな人に触れられるというのは、なんて……なんて、気持ちのいいことなのだろう。
幸せ……もう、死んでもいいぐらい……。
絶頂の痺れに身を任せてくったりしていると、蜜道を満たしていた指が引き抜かれ、代わりに何か硬くて大きいモノを宛がわれるのがわかった。
「ぁ……」
その正体がアレックスの欲望だと気付くには、瞬き一回分の時間もかからない。アレックスは白い足の間に埋めていた顔を上げ、ブリジットに覆い被さる。
「……入れる……ぞ」
低くて、少しかすれた声が耳元をくすぐった。
「……っ……は、はい……」
緊張して、思わず敬語になる。
やっと……やっと、抱いて貰える。
初めては痛いと言うけれど、どれくらい痛いのかしら。失神しませんように……。
期待と不安に胸を震わすブリジットの蜜道に、今にも破裂しそうなほど膨らんだ灼熱の杭の先が入ってくる。
「──……っ……ぃ……!?」
あまりに痛すぎて、骨までなくなったのではないかと思うぐらいとろけていた身体が、一気に強張った。
い、い、い、い、痛い──……っ!
まだ少し入れられただけだというのに、いっそ失神できたらよかったのではないかと思ってしまうほどの痛みを感じる。
い、いえ、駄目だわ。失神は駄目……! アレックス様が驚いてしまうもの……! 経験者は痛がらない! 失神なんてしない! ……はずよね!?
「……ブリジット、……っ……どう……した?」
ブリジットが身体を強張らせたことに気付いたアレックスは途中で腰を進めるのを止め、ブリジットの頬を気遣うようにそっと撫でた。
ど、どうしよう……っ!
痛がっては、純潔だとわかってしまう。
なんでもないの、気にしないで。
笑顔を作って、そう言うつもりだった。そう言うつもりだったけれど、言葉が全然出てこない。やっとのことで出た声は『あ』とか『ふ』など、全く言葉になっていない。おまけに笑顔が作れない。苦笑いすらできない。潤んだ菫色の瞳からは、透明な滴がぼろぼろこぼれていた。
「……もしかして、痛い……のか?」
強張った身体が、ぎくりと引きつる。
「ち、……がっ……」
上手く言葉にできなくて、ブリジットは首を左右に振った。早く純潔を奪って欲しい。アレックスを最後まで受け入れたい。
「……そうか、よかった。……十分に慣らしたつもりだが、痛みを感じたら、すぐに……言え……ゆっくり……入れる……から」
言うつもりはなかったけれど、こくこく頷いた。再びアレックスが腰に体重をかけ、処女肉をメリメリ押し広げていく。
「うぅ……っ……」
指で掻き混ぜられていた時は、異物感を覚えながらも気持ちよかった。けれど今は痛みしか感じられない。根元まで入れられるまで、わずかな時間しか経っていないはずなのに、あまりの痛さに永遠と思えるほどの時間に感じた。少しの隙間もないぐらい、中が押し広げられているのがわかる。
アレックス様が、私の中にいる……。
ずっと、ずっと手を伸ばしても届かなかった人……触れられたけれど、触れられていなかった人が、私の中にいる。
ずっと、ずっと好きな人が……私を抱いてくれている……。
すごく痛いけれど、夢のようだった。
「……っ……はぁ……ブリジット……力を入れすぎ……だ……少し、緩められる……か?」
「ゆ、る……っ!?」
どうしたら緩められるかなんて、経験のないブリジットにはわからない。
「……っ……く……」
アレックスが苦しそうに息を吐いている。もしやアレックスも痛いのだろうか。狼狽しながら混乱のあまり緩まって! と身体に念じてみたけれど、緩まるわけがなかった。
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