王子様の歪んだ寵愛
買われた淑女

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- 本販売日:
- 2014/10/17
- 電子書籍販売日:
- 2014/10/17
- ISBN:
- 978-4-8296-6710-1
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書籍紹介
唇も、身体も、心も…
全部僕のものにしたい
金の髪に青い瞳が美しい年下王子・ヒースに気に入られ寵愛を受けるイヴリン。優しい彼だけど、人目を気にせず強い執着をぶつけ、身体を求めてくる。「僕は君を手放さないよ、ずっと」耳朶をいやらしく舐められ、指先が肌を這う快感に、心も身体も溺れて……。周囲に引き離されそうになって気づいた本当の想い。やっぱりあなたが好き。切なさに悩むイヴリンに、彼から思わぬ告白が!?
登場人物紹介

ヒース
ラルミラ王国の美しい王子様。イヴリンに惜しみない愛情を向けているが…?

イヴリン
ヒースの昼夜の相手役として王宮に入れられた。彼の執着に戸惑いながらも、その想いを受け入れている。
立ち読み
気づけば、二人の肌を隔てているものは一枚もつけていなかった。
急にイヴリンは気恥ずかしくなってくる。
「どうしたの? もっとその身体、良く見せてよ」
「恥ずかしい。そんなこと言われると余計に」
「綺麗だよ、イヴリン」
彼が大事な箇所を腕で隠そうとするイヴリンの手を剥ぎ取ると、押し倒すような勢いで激しく、噛みつくようなキスをしてくる。
体勢を崩しそうになると、背中に彼の腕が添えられた。
「せっかく浴槽があるんだ。利用しない手はないよね?」
「えっ……」
ふわっと彼女の身体が浮く。
イヴリンはヒースの細い腕に支えられ、持ち上げられていた。
そのまま浴槽へと彼が歩き出す。辿り着くと、ゆっくり優しく彼女の身体をその縁に下ろした。
「何を……あっ……」
半分ほどなくなった湯に脚をつけたまま、上半身は大理石の床に寝かされる。
どうされるのか声を上げる間もなく、ヒースがその唇で一糸纏わぬイヴリンの身体を愛撫し始めた。
「イヴリン……愛おしすぎて、食べてしまいたくなるよ」
そんな冗談とも言えない言葉を囁きながら、身体を投げ出した彼女の唇に、今日何十回目というキスをする。
乗りかかるように上から重ねられた彼の身体は熱く、その中でもとびきり熱く鼓動する肉棒が腿に触れていた。
「あっ……んっ……」
彼の顔が唇から離れ、首を伝い、胸へと下りる。
胸の赤い蕾を口に含んで転がすと、指も使って官能的に双丘を揉まれる。
しばらく、イヴリンの胸の柔らかさを味わうと、さらにヒースの顔は下へと行き、くすぐったくお腹を滑ると、秘部にまで口をつけた。
「そこは……ぁっ……んんぅ……ああっ!」
花芯の位置を確かめ、触れると舌で愛撫し始める。
イヴリンは官能的に身体をよじり、その刺激に声を上げた。その度に、脚が水を蹴り、ジャバジャバと音を立てる。
段々と興奮と快感で膨らみ始めた淫芽を指で剥くと、彼が舌で舐めていた。
自分の股に彼の顔がある。それだけでイヴリンにはとても淫靡に感じられ、同時にもっとも敏感な場所を愛撫され、苦しくなっていく。
「すごく……良い匂いがするよ」
「嫌っ……そんなこと恥ずかしい……」
気持ちが繋がり、本当に愛し合えているからだろうか。
いつもよりもずっとイヴリンの身体は敏感になってしまっていて、愛撫だけで秘部には蜜が溢れ出していた。
今度はそれをヒースに舐め取られてしまう。
「あっ……あっ……ああっ……」
秘裂を舐められ、蜜を吸い取られる卑猥な行為に、彼女は身体を躍らせる。
くちゅくちゅと淫靡な音が聞こえてきて、段々と頭が蕩けたように真っ白になっていく。
「するよ、イヴリン」
そう告げると、ヒースがイヴリンの身体を横にして、片足を掴んだ。
されるがままの彼女は股を広げられてしまう。露わになった秘部に、彼の熱く硬いものが押し当てられた。
「ん……あ、ぁあっ……」
────熱い。ものすごく……熱い。
蜜で濡れた膣口が、先端にぴったりと張りつく。それだけでイヴリンの腰が気持ちよさにビクッと震えた。
密着し、吸いつけるかのようにして、肉杭が膣に挿入されていく。
「……んっ、あ、あっ!」
ヒースの太いものが花弁を押し退け、彼女の膣内へと入ってきた。そのまま止まることはなく、膣襞を擦りながら、奥に進んでいく。
蜜が溢れ出す膣は痛みをほとんど感じさせず、彼の熱と鼓動をはっきりとイヴリンに届ける。
それは────何よりも心地よいものだった。
彼を自分の中で感じる。
今までも味わった感覚のはずだったのに、気持ちがあるか、ないかで大きくそれは違う気がした。
愛おしさに感覚すべてが敏感になっている。
ヒースと繋がる感覚が嬉しくて、イヴリンは涙が出そうだった。
「貴方の好きなように……ヒース……」
切なそうな顔をしている彼にそう声をかけると、ふっと微笑んで、すぐに男の顔に戻った。ゆっくりとだけれど、腰を動かし膣内を肉杭で抽送していく。
「あ、あぁああっ! あぁ──!」
絡み合うかのように密着していた膣壁と肉棒が、削り合うように擦れる。思わず、イヴリンの口から嬌声が漏れた。
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