転生したら身代わり花嫁!? 王子、メチャ甘に愛しすぎですっ!

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- 本販売日:
- 2017/02/17
- 電子書籍販売日:
- 2017/02/17
- ISBN:
- 978-4-8296-6787-3
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僕が探していたのは君だったんだ
「こんなに濡らすぐらい、欲しかったんだ」囁かれ、体を熱くさせながら抱かれるミリアム。相手は、前世で恋をしていた人と瓜二つの王子リベルト。転生前の記憶を持ったまま侍女を務めていると、王子に身代わりの花嫁を頼まれる。可愛がられつつも彼の気持ちが分からない。「本物の花嫁になりたい」と告げるなり、ベッドに押し倒されて!? 前世から続く、身分差を越えた一途な恋!

リベルト・デ・ロレンツィ
ボルデーニャ国の第一王子。暴漢に襲われていたミリアムを助けたあと、身寄りをなくした彼女を守るために王宮での暮らしを勧める。

ミリアム・ブラマーニ
転生前の記憶を持ったまま生まれてきた少女。事故で命を落とし、想い人に告白できなかった後悔を胸に抱えている。
「声も、照れた顔も、ぜんぶかわいい。長い間の我慢なんて飛び越えて、僕をおかしくさせる。ん……」
舌がぬるりと突起を撫でる。転がして、また吸いつく。
その繰り返しが、ミリアムを追いつめる。
「あん、あっ……あぁ!」
「んっ……すごく、硬くなってる。おそろいの二つの蕾……かわいいね」
指でこりっと先端を擦られ、そしてもう片方は甘噛みされた。
間髪入れずに吸いつかれ、ミリアムはたまらなくなって仰け反った。
「ああぁっ……っ!」
ずりずりと舌を這わされ、尖った先端をちゅっと吸われる。その繰り返しが、痺れるほど気持ちいい。リベルトに濡らされた二つの蕾はどんどん淫らな形に変わっていく。
「はぁ……っはぁ……っあ、あっ……んん」
「腰、動いているよ。こうして、指で弄られながら、舐められるのがそんなに好きなんだ、ミリアム」
「は、あ、ん、ぁ……あっ」
長い間の我慢というのは何だろう。もしかしてリベルトも少しは想ってくれていたのだろうか。そんなふうに自惚れたくなる。そんなことを考えたら、ますます彼の愛撫に喜悦を感じてしまう。
先ほどよりも強く先端を吸いつかれ、耐えがたい愉悦に、ミリアムは喉を反らした。
「ふ、あぁっ……ん」
「ん……もうかちかちだ。僕にこうされて、そんなに嬉しいの?」
熱い吐息と共に濡れた舌で先端を弄られ、乳輪ごとねっとりと舐められたかとおもいきや、じゅうっと吸いつかれて、腰の奥に甘い熱がどんどん広がっていく。
「は、ぁん……あ、……ぁっ……」
うずうずと腰を揺らすと、リベルトの手が太ももを撫でながら、秘めたところへと伸びてくる。指先が薄い繁みをかきわけ、先ほどから疼きを感じていた花芯を捉えた。
「ひゃ……あっあっ……」
「ああ、ここも、こんなにして。ミリアムは本当はいやらしい女の子だったんだな。知らなかったよ」
くにくにと潰すように押して、左右に擦られると、頭の中が真っ白になりそうになる。
「やぁっ……あっ……言わないで」
激しい刺激にいやいやと腰を揺らすものの、リベルトは指の動きをやめてくれない。
「いや? 君がしてほしいって言ったんだろう? もうこんなにまで濡らすぐらい」
蜜口の真ん中を上下に擦られると、くちゅくちゅと濡れた水音が響いてきた。
「や、ああっ……んん」
「聞こえるだろう? いやらしい蜜で、ここが……ぐちゃぐちゃだよ」
淫らな水音はどんどん大きくなる。それに熱いものがふきこぼれて止まらない。
必死なあまり無鉄砲に誘惑をしかけたミリアムでも、それ以上は許容範囲を超えている。
「あ、ぁ、……そんなふうにしちゃ……」
切羽詰まった感覚がこみ上げる気がして、ミリアムは息を逃す。
「ん、何? ミリアム。君が望んだんじゃなかったのかな? 可愛がってほしいって」
「でも、そんなふうに、されたら……恥ずかしい、の……あ、あっ」
リベルトの指が意地悪な動きで責めてくる。焦らすように、でも優しく、ミリアムがどうしたら感じるのか、心得ているみたいだ。
「あん……あっ……お願い」
「ごめん、ミリアム。やめてあげられないよ。そういう恥ずかしがる君の顔を見るのも、僕は好きなんだって、気付いたから」
目を細めるようにして、ふっと微笑むリベルトは、王子の顔をした悪魔みたいだった。
いくらでも甘い快楽をくれる。でも、それは同時に責め苦でもあるのだ。
「は、ずるい……ぁ……いやっ……」
とろんと蕩けた瞳で訴える。でも許してくれない。意味の違う「好き」だとしても、リベルトにそう思われるのが嬉しくて、羞恥心はいつしか至福の喜びへと移ろいはじめる。そんなことはお見通しだといわんばかりに、リベルトはミリアムの耳元で甘く囁きかけてくる。
「ほんとうにいやなら、もう一度、いやって言ってごらん」
どうしたらいいかわからない。もしも恥ずかしいからといっていやだと言ったらリベルトはやさしいから離れてしまうに違いない。その方がもっといやだ。
ミリアムは目に涙を浮かべながら、首を横に振った。
「ほんとうは、いやじゃないの。もっと……が、いいの」
こんなふうに淫らな自分がいることなんて信じられなかった。
でも、止められない。彼に触れられる悦びで身体は熱くなるばかりだ。
「もう、ほんとうに君って子は……せっかく、僕が引こうとしてるのに。これ以上煽るようなことをしたら、どうなるか知らないよ」
その警告は、ミリアムにさらなる甘い予感をくれた。
リベルトの唇が少しずつ丘を滑り、ミリアムのお臍や内腿にくちづけてくる。羞恥心と期待にも似た感覚で、ざわりと全身が粟立つ。
リベルトがミリアムの膝の裏を持ち上げるようにし、先ほど指で弄られた場所へと顔を近づける。
「あ、そんなっ……」
抗う間もなく、ぬめっとした熱い感覚に臀部が震える。指で触れられるのとは違った、もっと蕩けそうな快感だった。
「や、あぁっ」
ちゅうっと花芯を舐められ、ミリアムは息を荒くする。じわっと秘めた蜜口から熱いものが溢れ出し、それを啜るようにリベルトは舌を這わせてくる。
ねとねとと捏ねまわすようにまとわりつく舌の動きや、ちゅうっと吸いついてくる唇の感触が、交互にミリアムを気持ちよくさせようと迫ってくる。
「ん、あんっ……はぁ、……」
熱っぽく濡れたリベルトの舌が、いやらしく隘路をかきみだし、敏感になった花唇に何度も口づけてくるのが、たまらなく気持ちよくて、よがるように感じてしまう。
「あ、あ、っ……んんっ……あっ!」
腰を揺らして抗わなくては、耐えきれない快感だった。
吸い出すようにしゃぶったり、舌でねとねとと擦りつけたり、頭の芯が痺れそうな喜悦にぶるりと震える。
「……ン、いくら舐めても、溢れてきてしまうね。ミリアムはとっても敏感なんだね……ますますかわいいよ」
舌をつうっと下から上へ這わされ、とろりと蜜が滴っていく。それをリベルトの節くれた指先が拭って、ミリアムの敏感な粒に塗りたくられる。
「あ、あん、……はあ、ぁっ……」
信じられなかった。何をされているのだろう。
どこを触れられて、愛撫されているのだろう。
頭が蕩けきってそれ以上のことが何も考えられなくなる。
「ここを弄られるの、好きみたいだね。とっても硬くなってるし、僕からの愛撫を、真っ赤になって喜んでるみたいだ」
リベルトの声の振動や吐息ですら、愛しくて濡れてきてしまう。
ミリアムが感じれば感じるほど、リベルトの呼吸も乱れる。それが可愛がってくれているのだと思えてくる。
そんな彼を見るのも、感じるのも嬉しくて、愛おしさで泣き出してしまいそうになる。
私は身代わりの花嫁──。
でもそれでもいい。彼を感じたい。かりそめの時間でも、愛されるひとときがあるのなら。

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