新しくカートに入れた電子書籍 すべて見る
カートを見る 合計金額(税込)0円
新しくカートに入れた電子書籍 すべて見る
カートを見る 合計金額(税込)0円

お飾り女王の二回目人生、処刑ルート→愛され奥様に変更です。

本を購入

本価格:825(税込)

カートに追加しました
電子書籍を購入

電子書籍価格:825円(税込)

獲得ポイント:8pt
電子書籍を閲覧するにはビューアアプリ「book-in-the-box」(SHARP)をインストールしてください。
書籍紹介

お望みならば朝まで愛し合いましょう

初恋の騎士ユリウスと久しぶりに再会した女王オフィーリア。
「今日より陛下のおそばに上がります」
ときめいたのも束の間、皆の前で突然の告白!?
戸惑っていると優しく抱き寄せられ……。
独占欲を滲ませる情熱的な愛撫。
甘すぎる快感に溺れ、淫らに作り替えられていく身体。
「愛しているから絶対に失いたくない」
誰にも顧みられなかったお飾りの女王が愛される悦びを知って――。

ジャンル:
西洋 | ファンタジー
キャラ属性:
ワイルド・騎士・軍人
シチュエーション:
幼馴染・初恋の人 | 甘々・溺愛 | 媚薬
登場人物紹介

ユリウス

王国一の名門、ロストバ辺境伯の長男。自らも騎馬隊を率いる軍人で、国境を守っている。ある夜、王都のパーティにて突然、自分はオフィーリアの愛人だと宣言し!?

オフィーリア

ロンシャンテ王国の王女。弟が成人するまでの二年間の「つなぎ」と思われ、周囲に軽んじられている。波風を立てぬよう大人しく過ごす中、ユリウスと再会する。

立ち読み

 女王オフィーリアは、『愛人』のユリウスに抱かれていた。
 今でも信じられない。
 王位にありながら、国一番の貴公子に抱かれ、愛をささやかれ続けているなんて。
 ユリウスの大きな手が慎ましやかなオフィーリアの乳房をこね回す。その愛撫を悦ぶように、オフィーリアの身体がユリウスの膝上で弾む。
「あ……あ……私……今日のパーティには出なくては……あ……」
 鏡に映るのは、ユリウスの膝に座り、大きく脚を開かされ、後ろから雄杭で深々と貫かれている自分の姿だ。
 乳房の先は赤くとがり、目は快楽に潤みきっている。
 もうどのくらい啼かされているのか分からない。
 オフィーリアは快楽をやり過ごそうと、必死で声を殺す。
「ん……んっ……」
 ユリウスは『昼食会で別の男に声をかけられて笑ったから』と言って、執拗にオフィーリアを抱いた。
 太ももの内側は二人の蜜でびしょ濡れだ。鏡にははっきりと真実が映し出されている。『この美しい男に身も心も許した』と……。
 生々しく晒された結合部は、肉杭に暴かれたことを悦ぶようにたらたらとよだれを垂らし続けている。
「お休みの日はパーティになど出ないでください、『陛下』。昼食会に出られたことすら俺は納得していない。いくら他国の大使を歓迎するためだからといって『お休み』をわざわざ取りやめてまで。もしかしてそのお美しい笑顔を振りまきたかったのですか?」
「う……陛下って……あぅ……っ……」
 ユリウスを呑み込んだ場所がヒクヒクと疼く。
 突き上げられ、揺さぶられながら、オフィーリアはぐったりとユリウスの身体にもたれかかった。
「嫌……オフィーリアと呼んで……」
「こんなに恥ずかしい格好で泣きよがっておられても、『陛下』がロンシャンテ王国の女王であることに変わりはありません」
 ──まだ昼食会のことを怒っているのね……。
 ユリウスの意地悪な言葉に、『愛人』を咥え込んだ裂け目から淫蜜があふれ出す。
「はぁ……っ……あ……っ……」
 身をくねらせると、オフィーリアの長い金髪が汗ばんだ身体にますます貼り付く。蜜窟が収縮して鋼のような剛直を吸い絞った。
「いやぁ……あぁ……っ……」
 耐えがたい絶頂感にオフィーリアは息を弾ませた。ユリウスのたくましい腕は痩せたオフィーリアの身体を戒めたままだ。
 鏡に映るオフィーリアの青い目には理性のかけらも残っていない。
「ユリウス様……も……もう私……っ……」
「『陛下』の中は本当によく締まる」
 ユリウスが耳に口づけて、もう一度言った。
「どうかほかの男などお近づけになりませんよう。俺の形だけを覚えてください」
「な……何を言って……あん……!」
「いかがですか? 恥ずかしい方が気持ちいいでしょう?」
 ユリウスの手の中で柔らかな乳房が潰される。
 ぐったりとユリウスにもたれたまま、オフィーリアはとろけた顔で鏡に目をやる。
 ──私、なんて淫らな顔をしているの。
 そう思った刹那、ひときわ強い快感に襲われてオフィーリアは背をそらせた。ユリウスの指先が赤く色づく花芽を押しつぶしたからだ。
「ひっ」
 ぐちゃぐちゃに濡れた蜜口が不規則に収縮し、目の端から涙がこぼれる。はしたなく蛙のように開いた脚のつま先がびくびくと震えた。
「あ、あ、も……いく……っ……」
「なんですか? 聞こえなかった」
「いきそう……なの……もういきたい……」
 恥ずかしさと絶頂感で声が震えた。
 うがたれた秘裂から熱い蜜が幾筋もあふれ出すのが鏡に映って見える。
「聞こえません」
 突き上げてくるユリウスの動きが止まる。
 わざと意地悪されているのだとわかり、オフィーリアはもどかしげに身体を弾ませた。不自由な体勢で思うように動けない。
「たとえほかの男を知らなくても『俺のものが一番いい』と覚えてくださいましたか?」
 ぬるぬると光る赤い蕾を指先でまさぐりながらユリウスが言った。鏡の向こうの琥珀の目は、あられもない姿で髪を振り乱すオフィーリアを見据えている。
「あ、や……やぁ……そこ、だめ……っ……」
 ユリウスの腕の中でいいように弄ばれながら、オフィーリアは小さな手を、秘部をいじるユリウスの手の甲に重ねた。
「それで、先ほどはなんと仰ったのですか? 俺のかわいい女王陛下」
「いきたいの、い、っ……あ……っ」
 もう片方の手で硬くなった乳嘴をぎゅっと摘ままれ、オフィーリアの器が強く収縮した。
「んぅっ……」
 涙ぐんで呼吸を乱すオフィーリアの耳に、そっと歯が立てられた。
「では、達してよろしいですよ、『陛下』。いつものように俺を貪り、最後の一滴まで啜り取ってください」
 ユリウスの声もひどく乱れて聞こえる。奥をぐいと突き上げられ、オフィーリアの目の前に光の粒が散った。
「あ、あぁっ……あぁぁっ!」
 鏡に映る自分がぼやけていく。
 淫らに開かされた白い両脚を震わせるオフィーリアの奥で、ユリウスの情欲が力強く爆ぜた。
 弛緩したオフィーリアの身体を背後から抱きしめながら、ユリウスが言った。
「陛下を抱いていい男は俺だけです。俺もほかの女は一生抱かない」
 繋がり合ったままオフィーリアは素直にうなずく。
 この美しく強引な男が『女王の愛人』に名乗りを上げて一ヶ月。
 無垢だったオフィーリアの身体は日に日に変えられていく。
 身体を横たえられ、覆い被さるように口づけを受けてオフィーリアは目を細める。
 ユリウスはオフィーリアを大事にしてくれる。情熱的に、時には独占欲すらにじませながらオフィーリアに触れ、口づけ、身体を貪ってくる。
 いずれ別れが訪れる関係だとしても、オフィーリアは彼を誰よりも愛していた。
「こんなに汚れてしまわれては、今から身支度をしてパーティに行くのは間に合いませんね」
 どこか嬉しそうな声でユリウスが言う。
「汚したのは、貴方なのに……」
 ユリウスの腕に抱きしめられながら、オフィーリアは小さな声で答えた。
「俺を誘う貴女が悪い」
 誘っていないと言い返そうとしたとき、オフィーリアを抱く腕の力が強まった。
「貴女を人目に触れさせたくないのです。そのためならばいくらでもお身体を汚します。お望みならば朝まで愛し合いましょう」
 ユリウスの大胆な言葉に、オフィーリアの身体が熱くほてった。
「でも……特別なお客様だから顔を出してほしいと、エイザルに頼まれ……んっ……」
 ユリウスの唇がオフィーリアの唇を塞いだ。
 何度しても足りないとばかりに口づけられ、オフィーリアは抗議の言葉を呑み込む。
「そんなにも社交界の男共の前に着飾ってお出ましになりたいのならば、見える場所に口づけの痕をお付けします。それを貴女に横恋慕する男共に見せつけてやってください」
 意地悪なユリウスの言葉に、オフィーリアは身体を震わせる。
「だ……だめ……そんなはしたないことはやめて」
「お休みの間に、この可愛いお胸につけておきますね」
 抗おうと開き掛けた唇が、ユリウスの汗に濡れたそれで塞がれる。
 うっとりと口づけを交わし合いながら、オフィーリアは目をつぶった。
 ──……愛しています……ユリウス様……。
 同時に強い睡魔が襲ってくる。
 また『あの夢』を見るのだ、とオフィーリアは直感した。
 眠りに落ちると同時に、石造りの暗い廊下が見えてくる。
 生々しいほどの現実感を伴った光景だ。まるで本当に経験したかのような……。
 オフィーリアは必死に廊下を走っていた。
 たくさんの人がいるが、誰一人オフィーリアには見向きもしない。
 等間隔にともされた松明、煤で汚れた壁。飛び交う言葉には馴染みのない訛りがある。必死に走って走って、開いていた扉の中に駆け込んだ。
 ──ああ……!
 人だかりをすり抜けてオフィーリアは『彼』にぎゅっと抱きつく。
 ──この人を……この人を選びます……!
 腕の中の傷だらけの男が、血で汚れた唇を開いた。
『殺せ』
 ──神様……!
 そして、世界は暗転した。







 ──私はお飾りの女王……二年で王宮を去って行く。それまで耐えればいい存在。
 悔しいことがあった日、オフィーリアは鏡を見ながら自分に言い聞かせる。
 誰に軽んじられたとしても、それは二年で終わり。その後はひたすら、育ててくれた祖母への孝行ができるはずだ。伯父さえ余計なことを考えなければ。
 ロンシャンテ王国の女王オフィーリア、十八歳。
 女王になって三ヶ月が経つ。
 オフィーリアは正王妃の娘である。
 正王妃はオフィーリアが七つの頃に亡くなり、父王は、公式愛妾だった伯爵令嬢ヨルミナを後添えの王妃に迎えた。
 ヨルミナは、病弱なオフィーリアの母だけでは世継ぎが危ういからと、周囲の貴族たちが父に押しつけた『第二の妻』である。
 ヨルミナ妃と父王の間には、すでに六歳になる男児、エイザルが生まれていた。
 父は母の死後、ヨルミナ妃とエイザル王子だけをそばに置くと宣言した。
『オフィーリア、今日からイスディース公爵家の祖母の元で暮らしなさい。呼んだとき以外は王宮に来ないように』
 父は母を亡くして悲しみの底にいた七つのオフィーリアを切り捨てたのだ。その日までは『お父様』と呼んで心から敬愛していた男は、他人になってしまった。
 あの日から十一年、オフィーリアは『忘れられた王女』だったのである。
 しかし父王は、オフィーリアを遠ざける一方、遺言状にこうしたためていた。
『私の死後、二年間オフィーリアを王位に就けること。その後は、オフィーリアの意見を尊重したうえで、エイザルに王位を継がせよ』
 それが父が決めた『我が子の王位継承順位』だった。
 正王妃となったヨルミナは『目障りなオフィーリアを完全に廃嫡してほしい』と父に猛抗議したが、父は譲らなかったという。
 ──どうして? どうして私に平穏な人生を下さらなかったの、お父様……。
 父の判断のせいで、オフィーリアの人生は大きくねじ曲げられてしまったのだ。
 何の力もない王女から、二年間だけのお飾りの女王へと……。
 ──この判断は、お父様の唯一の愚策といわれているわ。私もそう思う。私をお飾りの女王などにすべきではなかった。お母様の実家イスディース公爵家に配慮したのかもしれないけれど、男の子のエイザルに素直に王位を譲るべきだったと思う。
 そんな中、三ヶ月前に父王が頓死した。
 卒中の発作だったという。
 王位継承権第一位にオフィーリアを指名した理由を誰にも明かさないまま、父は天に召されてしまったのだ。
 せめて忘れられた王女のままでいさせてくれれば。王位継承権を放棄する代わりに、平穏な暮らしを送らせて貰えれば……。
 その願いは叶わなかった。
 オフィーリアはかねてからの取り決め通りに、ロンシャンテ王国の女王の座につくことになった。
 孤独なオフィーリアの胸にあるのは、祖母の教えだけだ。
 ──この王宮では、自分以外、頼れる人間はいない……。
 オフィーリアの手を握りしめながら、祖母は言った。
『王宮では、皆が貴女の味方をしてくれるとは限りません。覚悟を持って……どうか無事でいてちょうだい……』
 祖母は元公爵夫人として、王宮のことを知り抜いていた。
 息子夫婦に代を譲り、社交界を去ってオフィーリアの養育に専念していても、王宮の情勢に気を配り続けていたのだろう。
 継母が権勢を振るう王宮で、『女王』となったオフィーリアがどんな目に遭うのか薄々察していたに違いない。
 ──おばあさまの仰るとおりだったわ。
 王宮の人たちは、帰ってきた『女王』オフィーリアに冷たかった。
 継母ヨルミナ王太后が、前正妃の娘であり、公爵家の血を継ぐ高貴なオフィーリアをどれだけ煙たがっているのか伝わってきた。侍女たちは言うことを聞かず、家臣はオフィーリアを空気のように扱った。
 ──とんでもないところに帰ってきてしまったわ。
 父の側近だった宰相アーノルドは、あと二年で次の『居場所』を探さねばならないと焦っている。
 オフィーリアが先王の遺言通りに退位したら、彼自身も今の地位を失うからだ。
『陛下には難しい政治のことなどおわかりにならないでしょう。ですから、私めの奏上する内容を認めるだけでよろしゅうございます。余計な問題を起こさないでください』
 宰相は厳しい、きつい、怖い、の三拍子がそろった男だ。ちょっとした失敗で機嫌を損ねては、何度これ見よがしにため息をつかれたことだろう。
 しかし彼は敵ではない。
 オフィーリアには『政治は私が責任を持って行う』と約束してくれた。
 宰相としての成果を残し、次の職探しにつなげたいからだそうだ。
 利己的な理由だが、宰相は政務だけは真剣にやってくれるし、国のこともよく考えてくれる。そのことだけがオフィーリアの救いだ。
 ──だけど味方がいないというのはさみしいものね……伯父様夫婦は、いつお戻りになるかも分からない、そもそも『道具』である私の心配などしておられないでしょう。
『オフィーリア女王』の唯一の後見人であるイスディース公爵夫妻は、今、遙か南方の領地で執務に当たっている。新しい会社を立ち上げるのだそうだ。戻りは大分先になるらしく、王宮には顔を見せることがない。
 ──伯父様からは、退位した後もエイザルを押しのけて女王に復権できるよう、大きな成果を出せと釘を刺されているけれど……難しいと思うわ……。
 ロンシャンテ王国には女王が即位した前例がとても少ない。
 ほとんどが『王女しかいなくて、仕方なく』女王になった例だけだ。
 側腹でも王子がいれば、その人物が国王になってきた。
 男が王になるのが『常識』だったのである。
 ──この王宮で、私がずっと女王として君臨すると思っている人間はいない。何よりヨルミナ王太后様が、私が王位にあり続けることを許さないわ。
 王宮に味方はおらず、女王を見る目は厳しい。
 たったの三ヶ月でオフィーリアはひどく落ち込むようになっていた。
 伯父から命じられた『何が何でも王位にしがみつけ』という命令。周囲からの『お人形でいろ』という圧力。どちらを取っても苦しい。
 ため息まじりに卓上を見ると、若い貴族の男たちからの恋文が重ねて置いてある。
 くくりつけられた造花や、華やかな金箔、美しい絵の描かれた封筒……どれも政治関係の書類とは思えないものばかりだ。
 彼らはオフィーリアにやたらと火遊びの誘いを掛けてくるのだ。それがまた、オフィーリアの落ち込みに拍車をかける。
 ──女王の愛人なんて……刺激的な響きだものね……。
 この国では、『王位』にある者は『愛人を持ってよい』と法律で決まっている。
 王が男性の場合は、認知された愛人の子は王位継承権を持つ。また、王が女性の場合は、父親が誰であれ、生まれた子供は全て王位継承権を持つとされているのだ。
 ──他国にはこのような法律はないと聞いたわ。うちの王族は子供が生まれにくいから、特別にこのような決まりができたのだって。確かに、お父様の血を引いて生まれたのは、正王妃の娘である私と、ヨルミナ様が生んだエイザルだけだもの……。
 しかし法律で認められていても、オフィーリアは愛人など持てない。
 二年で王位を退く予定のオフィーリアがもしも子供を産んだら、王位継承者が増え、物事が複雑になる。
 そのためオフィーリアは『男と接触することは禁忌だ』と命じられていた。
 ──そもそも私は一生恋などするつもりはないのよ。王位を退いたらおばあさま孝行をして、その後は……伯父様の道具になる以外ないのに……。

おすすめの関連本・電子書籍
電子書籍の閲覧方法をお選びいただけます
ブラウザビューアで読む

ブラウザ上ですぐに電子書籍をお読みいただけます。ビューアアプリのインストールは必要ありません。

  • 【通信環境】オンライン
  • 【アプリ】必要なし

※ページ遷移するごとに通信が発生します。ご利用の端末のご契約内容をご確認ください。 通信状況がよくない環境では、閲覧が困難な場合があります。予めご了承ください。

ビューアアプリ「book-in-the-box」で読む

アプリに電子書籍をダウンロードすれば、いつでもどこでもお読みいただけます。

  • 【通信環境】オフライン OK
  • 【アプリ】必要

※ビューアアプリ「book-in-the-box」はMacOS非対応です。 MacOSをお使いの方は、アプリでの閲覧はできません。 ※閲覧については推奨環境をご確認ください。

「book-in-the-box」ダウンロードサイト
一覧 電子書籍ランキング 一覧

ジャンル・シチュエーション検索

 

ジャンル

キャラ属性

シチュエーション