ティアラ文庫15周年×オパール文庫10周年合同フェア

ティアラ文庫15周年×オパール文庫10周年合同フェア
著者インタビュー

玉紀 直先生

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『この愛、共存不可能につき 極道と女刑事』ほか

1. TL作家になったきっかけ
私がTLを書いていられるようになったのはオパール文庫様のおかげです!
なにかの作品のあとがきに書きましたが、あっちこっちのジャンルをふらふらしていた私をTLの椅子に座らせてくれたのがオパール文庫様でした。
フランス書院の官能小説大賞に応募して箸にも棒にも引っかからなかったことがありまして、その後、縁あってファンタジーの原稿を見ていただき、なんと編集様が私の応募原稿を覚えていてくださったのです。
そのときにいただいた「玉紀さんはロマンス系が合っていますよ」という言葉があったから、今もTL作家としてやっていけているのだと思っています。
2. あなたの性癖を教えてください。(ツンデレ、ケンカップル等キャラの属性や関係性など)
とにかく溺愛が好きです。
クールイケメンがヒロインのことを好きすぎて悶え苦しんでいると、嬉しくてニヤニヤしちゃいます!
以前から幼馴染は好きだったのですが、上司と部下、社長と秘書、特別な主従性などに最近異常な萌えを感じます!
3. 今まで手がけた作品の中で、印象に残った思い出、またはお気に入りのキャラやエピソードなどがあれば教えてください。
印象に残った思い出はたくさんありますが、代表して、お気に入りのキャラのエピソードということであれば 『黙って俺に愛されなさい』のヒーロー、田島弁護士です。
いつもクールな人ですが、ヒロインに欲情してるけど冷静を装わなくちゃいけないときとか、怒りを抑えるときとか、落ち着くために円周率をぶつぶつと唱えるんです。
百桁まで唱えます。
4. 今後「こんな作品を書いてみたい」などはありますか?
「書いてみたい作品」と「求められている作品」は違うと思っています。
自分がなにを求められているか、作家を十年以上やってやっとわかった気がしているので、これからも「求められている作品」を書いていきたいと思います。
ですが、チャレンジしたい設定はあるので、担当様のお許しが出ればやってみたいとは思っています。
5. ティアラ文庫15周年&オパール文庫10周年にあたり、メッセージをお願いします。
ティアラ文庫15周年、オパール文庫10周年、誠におめでとうございます!
15年、10年と続いているのは、本当にすごいことだと思います。
これからも、素敵な乙女系や女子ロマをたくさん世に送り出してください!
そして私自身、その一員でいられていることを光栄に思います。
これからも、皆様に愛されるレーベルでありますように!