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転生令嬢はドスケベ世界でキラキラ変態王子に執着されています! 2

第二話

 

「困る?」
 悲し気な表情で聞かれ、私は慌てて首を左右に振った。
「ち、違うの。困らない。でも、私、りっくんを弟のように思って接してきたから、戸惑ってるだけ……」
「うん、知ってるよ。だから俺、卒業して就職したら、ゆーちゃんに告白しようと思ってたんだ。学生のままだと、弟にしか見えないだろうからって。でも、ゆーちゃんは、死んだ。まさか、風邪が原因で死ぬなんて……」
 りっくんは胸を押さえ、ボロボロ涙を零す。その様子を見ていると、胸が苦しくなる。
 こんなに悲しませてしまったなんて……。
 私はりっくんの腕と背中を擦った。
 昔もこうやって慰めてたっけ。懐かしい。
「悲しませて、ごめんね……」
「ううん、ゆーちゃんは、ちっとも悪くない。でも、まさか、ゆーちゃんもこの国に生まれ変わっているなんて……っ」
 りっくんは目を見開き、私の手を掴んだ。
「…………そうだ! ゆーちゃん、誰かとセックスしたの!?」
 この世界に生まれてから『セックス』という単語は数えきれないぐらい聞いた。でも、りっくんの口から聞かされるのは、破壊力が桁違いだ。
「し、してないっ! 赤ちゃんの頃に前世の記憶が戻ったから、この世界の常識が受け入れられなくて、ずっと領地に引きこもっていたの。だから、していないわ」
「あれ? 呼吸器が弱いっていうのは?」
「嘘よ。あまりに引きこもっているから、心の病だって診断されたんだけど、公爵家の令嬢なのに外聞が悪いからって、呼吸器が弱いってことにされたのよ」
「そうだったんだ……よかった。ゆーちゃんが、誰かとヤるなんて受け入れられない。相手の男を殺すところだった」
「物騒な冗談を言わないで。今のりっくんの立場は、それができちゃう立場なんだからね?」
「いや、冗談じゃなくて本気だよ」
 りっくんは口元は笑っているけれど、目は全然笑っていない。こんな目をする彼は初めて見るので戸惑っていると――。
「んんっ!」
 突然、唇を奪われた。驚いて後ろに下がったら、腰を引き寄せられて今度は深く重ねられた。
 嘘! 私、りっくんに、キス……されてる! しかも、ディープなやつ!!!!
「んぅ……っ……んっ……んんっ」
 もちろん、ファーストキスだった。前世でも経験はない。
 りっくんは私の口の中に舌を入れると、咥内をねっとりと舐めてくる。すると、あそこがキュンキュンして、切なくなってくる。
 う、嘘、私、感じているの?
 自分の身体の変化に戸惑っていると、舌を絡められた。
「んんぅっ」
 ヌルヌル擦りつけられると、脳がとろけてしまいそうになる。
 や、やっぱり、感じちゃってるんだ。
 キスがこんなに気持ちいいなんて知らなかった。そして、快感を覚えていることに、罪悪感が湧いてくる。
 だって、弟のように接してきたんだもん! 五つも年下なのよ!? あ、でも、この世界だと、りっくんの方が年上だっけ?
 そんなことを考えている間にも舌は巧みな動きをし、私はいつの間にかお姫様抱っこされてベッドへ連れて行かれていた。
 りっくんは私を押し倒し、唇を貪り続ける。
 気持ちよくて、変になる……!
 黙っているとおかしくなりそうで、私はりっくんの腕をギュッと掴んだ。下半身がムズムズして、どうにかなりそう。自分で触ってしまいたい衝動に駆られ、思わずお尻を動かすとショーツの中がヌルリと滑って心臓が跳ね上がる。
 私、濡れてる~~……!
「……っ……ン……ふ……んぅぅ」
 気持ちよくて、濡れて、自分が自分じゃなくなっちゃいそう。
 全身の力が抜けきり、ショーツがぐしょ濡れになった頃、りっくんの唇が離れていった。
 りっくんは私を情熱的な目で見下ろし、嬉しそうに微笑んだ。
「ゆーちゃんの唇、プニプニで気持ちいいな。ずっとこうしていたいぐらいだ」
「り、りっくん、どうして……」
「だって、今日はそういう日だよ? ゆーちゃんが俺のことをなんとも思ってなくても、そうしないといけない決まりなんだ。だから頑張って諦めてね?」
 とても楽しそうに、そして嬉しそうに話す。
「あ、諦めるって、そんな……」
 混乱する私の気持ちを置いてけぼりにし、りっくんは自身の服を脱いでベッドの下にポイポイ捨てていく。
 上半身裸になったりっくんの身体はとても逞しくて、見てはいけないものを見ているような気がして思わず目を逸らす。すると、彼の大きな手が、私の胸を包み込んだ。
「きゃっ!」
「ああ、ようやく触れられた……」
「り、りっくん!」
「嫌でも我慢して? もう、俺たちはここで生きていくしかないんだ。この世界に馴染まないといけないんだよ」
「でも……」
 胸を包み込む手が気になって仕方がない。コルセットを着けているから感触はない。でも、胸に触られているのは事実なわけで……。
「ゆーちゃん……この世界ではアンリエットだね。可愛い名前だ。ゆーちゃんにピッタリだね」
「あ、ありがとう」
 りっくんの手が離れたと思ったら、私のドレスのリボンを掴み、解いた。
 あっ! ぬ、脱がされて……どうしよう。どうすればいいの?
「今度からは、ゆーちゃんじゃなくて、アンリエットって呼んだ方がいいかな」
「……っ」
 あ、あ、どうしよう。コルセットが見えちゃってる。
「どう思う?」
「あ、う、うん、そうだね。人前で前世の名前を呼んだら、変に思われるだろうし……」
「だよね。じゃあ、俺のことはジェラルドって呼んで」
「う、ん……ジェラルド、殿下……」
「ふふ、敬称なんていらないよ。呼んでみて?」
「ジェラルド……」
「ああ、いいね……アンリエットに呼んで貰えると、自分の名前がすごく特別に感じて、好きになる」
 話している間にも、りっく……じゃなくて、ジェラルドは私のドレスを脱がせていき、とうとう下着だけにさせられた。
 ちなみにすぐエッチできるように、この国の下着は紐パンが一般的で、私に用意されたのもそれだ。
「綺麗だ。夢みたいだよ。こうして神託が下ったのは、女神が不憫な死に同情してくれたのかもしれないね」
「り……ジェラルド、ま、待って、本当に……するの?」
「怖い?」
「こ、怖い……というか、心の準備が……なんか、色々混乱していて、頭の中グルグルというか……」
「大丈夫だよ。全部俺に任せて」
「で、でも……」
 ジェラルドは私の背中に手を差し込み、コルセットの紐を解いてくる。
「あっ」
「頭の中グルグルしたままで平気だよ。たくさん気持ちよくするから、アンリエットは難しいことは考えないで、感じることだけ楽しめばいいんだ」
 耳元で囁かれると、ゾクゾクする。
「んっ」
 正直、ジェラルドとこういうことをすることにやや罪悪感はある。だって前世では、弟みたいに接してきたんだもん。当たり前だ。でも、嫌悪感はまったくなかった。
 どうして……?
 あっという間にコルセットの紐を緩められ、ずり下ろされそうになったその時、私は自分のコンプレックスを思い出し、素早く両手で隠した。
「アンリエット、見せて?」
「や……む、無理……」
 手を掴まれ、私は首を左右に振った。胸を隠す手に力が入る。
「そんな意地悪を言わないで?」
「意地悪なんかじゃなくて……」
「お願い」
 不意打ちで内腿をなぞられた私は、思わず胸から手を離してしまう。
「あれ?」
「――……っ!」
 み、見られた……!
「陥没乳首なんだね」
 そう、そうなのだ。私は陥没乳首だった。しかも! 前世も!!!!
 この乳首がコンプレックスで前世では友達と温泉に行くこともできなかったし、今世では侍女に入浴を手伝って貰う時は恥ずかしくて、恥ずかしくて……!
 慌てて隠し直したけれど、もう遅い。見られてしまった。
「み、見ないでっ!」
「どうして?」
「だ、だって、変だから……」
「え? 変なんかじゃないよ。すごく可愛い」
「へ?」
 まさかの反応に、目を丸くする。
 可愛い!? どこが!?
「すっごく可愛いよ。見せて」
 手を退けられ、再び見られてしまう。
「きゃっ! や、やだ」
「ああ、なんて愛らしいんだろう。どうして変なんて言うの? 乳首が可哀相だ」
 ジェラルドはうっとりした目で、私の乳輪をプニプニ突く。
「ぁっ……だ、だめ……」
「それにこの大きな胸、すごく綺麗だよ。前世も大きかったけど、今はもっと大きいんだね」
 ジェラルドは私の胸を両手で包み込むと、ムニュムニュ揉んでくる。
「ああ、なんて柔らかいんだろう。マシュマロみたいだね」
 私の胸はジェラルドの手によって、とてもいやらしい形に変えられていた。
 指が食い込むたびに、変な声が出そうになる。下唇を噛んで堪えようとしていると、陥没した乳首をペロリと舐められた。
「ひぁんっ!」
 な、なんて声……っ!
 思わず口を押えると、ジェラルドが掴んでくる。
「声、我慢しないで?」
「や……は、離して……」
「どうして我慢しようとするの?」
「だ、だって、変な声が出ちゃうから……」
「何言ってるの? すっごくエッチで可愛い声だよ。もっと聞きたいよ」
「エッチ!? や、やだ、もう……」
 また手で押さえようとすると、ジェラルドは天蓋のカーテンを止めていたタッセルを手に取った。
「悪い手だね。縛っちゃおうかな?」
「えっ!? じょ、冗談、だよね?」
「ふふ、どうだと思う?」
 ジェラルドはにっこり笑う。
 あ、本気だ……!
「悪さをしないって約束してくれたら縛らないけど、どうする?」
 悪さなんてしてるつもりないのにっ!
「わ、わかった……しない、から」
「じゃあ、縛らないであげる」
 ジェラルドはクスクス笑いながら、私の胸を楽しそうに揉み続ける。
 キャ、キャラが違う……!!!! あの天使のようなりっくんは、どこへ行ってしまったの!?
 前世はとても優しかったのに、今は意地悪だ。
「んんっ……い、いつから、そんな意地悪な子になっちゃった……のっ? この世界に、来てから?」
「俺は元からこういう性格だよ。前世でもね」
「う、嘘……いつも、優しかったもん……積極的にお手伝いしてくれたり、重いもの、持ってくれたり……悪戯だって、一度もしたことなかった……」
「それはアンリエットに好かれたかったからだよ。いい子を演じていると褒めてくれて嬉しかったからだ」
 乳輪をねっとり舐められるうちに、埋まっていた胸の先端がジワジワと起(た)ち上がっていく。
「ぁっ……んんっ」
「意地悪な俺は嫌い?」
 半分起ち上がった先端を舌先でチロチロ突かれると、下腹部が熱く疼いて、ますます蜜が溢れ出す。
「……っ……」
 首を左右に振ると、埋まった先端をチュッと吸い上げられた。
「ひゃっ!? や……す、吸っちゃ、だめぇ……っ」
 吸われた乳首やお腹の奥に、おかしくなりそうな刺激が電流のように広がっていく。思わず足を動かすと、ショーツがずれていく。いつの間にか紐を解かれていたらしい。
 や、どうしよう。脱げちゃう。
 ジェラルドは小刻みに私の乳首を吸ってくる。強く吸われたり、弱く吸われたり……予測のつかない刺激に翻弄されて身悶えを繰り返した結果、ショーツは完全に落っこちて、私の秘部は剥き出しになってしまった。
「見て、アンリエット」
「?」
「可愛い乳首が顔を出したよ。ほら」
「!」
 埋まっていた乳首は、ジェラルドに弄ばれて完全に顔を出していた。
「ピンク色で可愛い……初心な色だね」
「や……み、見ないで」
「ここは自分から見せてくれてるのに?」
 ジェラルドは私の足元に手をやり、割れ目の間をヌルリと撫でた。
「ひぁんっ!」
「おま●こは自分から見せてくれるのに、乳首は見ないでだなんて……アンリエットは変わってるね?」
「ち、違っ……あなたが、紐を、解いたからっ……ずれて……や……んんっ」
「あれ? 俺、解いたかな? ふふ、忘れちゃった」
 蜜を纏った指が割れ目の間を動くたびに、甘い刺激が襲ってきて涙が出てくる。
「あぁんっ! や……だ、だめ……そこ、弄っちゃ……」
「ビチャビチャだ。アンリエットは感じやすいんだね。いつからこんなに濡らしていたの?」
 ジェラルドは起ち上がった乳首を舐め、割れ目の間にある粒を弄りながら尋ねてきた。
「ぁっぁっ……や……だめっ」
 埋まっていた先端はとても敏感で、舌で転がされるたびにおかしくなりそうな刺激が襲ってくる。
「キスした時? それとも可愛い陥没乳首を舐められた時?」
「ぁんっ……あぁっ……」
「ふふ、喘いでちゃわからないよ。そんなに気持ちいい?」
 気持ちいいけれど、恥ずかしくて言えるわけがない。
 何も言わずにジェラルドの方を見ると、欲望を孕んだ目を細められた。
「教えて?」
 胸の先端を甘噛みされ、私は一際大きな嬌声を上げた。
「やぁっ……か、噛んじゃ、だめ……」
「ふふ、ごめん、ごめん。じゃあ、ヨシヨシしてあげようね」
 舌先でこねくり回されると、まだ弄られていない方の胸の先端が、こちらも可愛がって欲しいと主張するように尖り始めた。
「感じてくれて嬉しいな。ほら、クリもヒクヒク疼いてるよ」
 快感を与えられ続けていくうちに、足元から何かがせり上がってくるのを感じ、ブルッと震える。
 一度も経験したことのない感覚だけど、本能的にわかった。
 私、イキそうになってる……!
「ぁ……き、きちゃう……っ……や……変に、なる……っ」
「ん? イキそう? 嬉しいな。アンリエットのイキ顔、俺に見せて」
「! や、やだ、見ないで……」
 隠そうとしたら、胸の先端をチュッと吸われた。
「あぁっ」
「だーめ、隠したら、次は縛っちゃうよ? ちゃんと見せて」
 ジェラルドは私の顔を見ながら胸の先端をしゃぶり、割れ目の間で指を動かし続ける。
「や……見ないで……いやっ……やだ……あっ……いっちゃ……あっあっ……あぁぁぁぁっ!」
 足元にあった何かは、一気に勢いよく私の頭の天辺まで駆けのぼっていった。私は身体をビクビク震わせ、初めての絶頂に痺れる。
「ああ、アンリエットのイキ顔、可愛いよ……なんて色っぽいんだろう」
 ジェラルドはうっとりとした表情で、私の顔を眺めていた。恥ずかしいけれど、縛られるわけにはいかないから隠せない。
 イクのがこんなに気持ちいいなんて、知らなかった。
 一人でしたことすらない私は、本当にこれが初めての経験だ。脳も身体も甘く痺れて、癖になってしまいそうで怖い。
「ねえ、前世の男と俺、どっちが気持ちよくできた?」
「ぜ、前世?」
「そう、元カレ。気を遣わなくていいから、正直に教えて?」
 対抗心を燃やしているのがわかり、少し可愛く思えてしまう。
「そんな、の……いないよ。ずっと、一人……」
「え、本当に?」
「嘘吐いてどうするの……というか、知ってるでしょ? よく家に来てたし、そもそも今は彼氏いるの? って聞かれるたびに、いないって言ってたじゃない」
「いや、俺が聞いた時にたまたまいないだけだと思ってた。え? なんでいないの? あんなに美人で可愛くて性格がいいゆーちゃんを周りの男たちが放っておける意味がわからない」
 ジェラルドの周りに、「?」がたくさん見える。
 二十四歳まで彼氏がいなかったこともコンプレックスの一つなので、これ以上触れないで欲しい。
「だから、ね? 比べるとか、わからないの。聞かないで」
 ていうか、もうこの話題に触れないで!
「わかった。……そっか、じゃあ、俺が本当に初めての男なんだ。ふふ、最高の気分だ」
 ジェラルドは嬉しそうに笑うと、私の胸をふにふに揉んで、さっきとは逆側の乳首を舐めた。
「この柔らかくて感じやすい胸も、このピンク色でちっちゃなかくれんぼ大好きな乳首も、全部俺が初めて。俺だけのものなんだね」
「ぁっ……んんっ」
「この世界に馴染まないと……とは言ったけれど、他の男とセックスするのは絶対やめて。アンリエットは俺だけのものだよ」
「んっ……する、はず……ないじゃない……」
 そう答えると、ジェラルドは嬉しそうに笑う。
「俺も他の人とセックスしない。これからの生涯は、アンリエットとだけ……」
 ジェラルドはベルトを外すと、自身を握らせた。
「あっ!」
「このち●ぽは、アンリエットだけのものだよ」
「な……あっ……ちょ、ちょっ……」
 おっ……おっきすぎない!? それにすごく硬い。私の身体を触って、興奮している……ってことだよね?
 すると、ジェラルドは私に握らせたまま、上下に動かし始める。
「! ジ、ジェラルド……あ、あの」
「ずっと、ゆーちゃん――アンリエットを抱くことを想像して、こうやって扱(しご)いてきたんだよ。まさか本当に再会できるなんて……こうしてち●ぽを扱いて貰えるなんて夢みたいだ……」
 手の平に淫らな感触が伝わってくる。息を乱して頬を染めるジェラルドを見ているとお腹の奥がゾクゾクし、新たな蜜が溢れ出す。
 私、ジェラルドのアレを扱いて、感じちゃってるの? へ、変態……なのかも。
 ジェラルドの先端からも淫らな汁が垂れていて、手を動かされるたびにヌチュヌチュといやらしい音が響く。
「アンリエットの手、気持ちいいよ……もう、興奮しすぎて、持ちそうにない……俺もイッていい? イッていいって言って?」
 切なげな声で懇願されると、お腹の奥がまた疼く。
「い、いいよ?」
「ありがと……」
 ジェラルドは私の手を動かし、アレを擦って息を乱す。
 結構しっかり目に力を入れているけれど、痛くないのかな? 大丈夫なのかな? なんて考えていたら、動きがどんどん速くなっていく。
「えっ! えっ! は、速い……傷、ついちゃわない? だ、大丈夫?」
「ん、大丈夫……ふふ、アンリエットは、やっぱり優しい。強引にこんなことをさせられているのに心配なんてして昔のままだ……ああ、もう、出る……はあ……はあ……うっ……あぁ……出る……っ」
 ジェラルドの欲望が手の平でドクドクッと脈打つと同時に、熱いものが出てくる。
「あ……っ」
 こ、これが、ジェラルドの……。
 イッたらフニャフニャになるんじゃないかと思っていたけど、ジェラルドの欲望はまだ硬いままだ。
「気持ちよかったよ。ありがとう……あ、手、汚しちゃってごめんね? 今、ちゃんと綺麗にするから」
 ジェラルドはさっきまで首元を飾っていたクラヴァットを拾うと、それを使って私の手を拭った。
「これでよし、綺麗になったよ」
「う、うん、ありがと」
 どう反応していいかわからないでいると、ジェラルドが私の唇に軽くキスをし、そこから足元へ移動する。
「ジ、ジェラルド?」
「次は俺の番……へえ、ここも髪の毛と同じ色なんだ?」
 小鳥の頭でも撫でるように、秘部の毛に触れてくる。
「や、やだ、見ないで……恥ずかしいよ」
 まだ明るいから、窓から日の光が差し込んできていて、はっきり見える。
 せめてカーテンを閉めて、間接照明にして欲しかった……!
「髪とは違う色の人もいるらしいよ」
「そ、そうなの? 知らなかった……」
 何度も行為する人を目撃してたけど、そこの毛の色までは気にしてなかった。
「ふふ、ちなみに俺も髪の色と同じ。ほら」
 ジェラルドはムクリと起き上がり、自身の恥毛を指差す。それよりも大きくなった欲望の存在感が強くて、思わず叫んでしまう。
「きゃああっ! み、見せてこなくていいからっ!」
 男の人のそれを間近で見るのは初めてだから、刺激が強すぎた。とても生々しい形をしている。
「そんな可愛い反応されると、もっと見て欲しくなるな」
「へ、変態みたいなこと言わないで……」
「うん、俺はどっちかと言うと……ノーマルではないかも。変態寄りかもしれないね」
「そうなのっ!?」
 前世のりっくんと言えば純粋無垢というイメージで、性的な匂いをまったく感じさせない天使みたいな子だったから意外すぎる。
「これからわかるよ。でも、全部受け止めて」
 ジェラルドはにっこり笑うと、私の足を大きく開いた。
「きゃ……っ」