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王子様の花嫁はじめました

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書籍紹介

王子様のえっちな調教

王太子バルトに求婚されたシルフィア。大好きな彼の妃になりたいけど、料理に掃除、政治の勉強で大変! たくさんの課題をこなし、夜になればバルトが寝室に……。「早く君を抱きたい」とキスや愛撫はするのに、一線は越えないもどかしい関係。王太子妃と認められ、ようやく結ばれる夜が! 抑えていた欲望に身を任せ、激しく求めあう二人。溺れるほど幸福な新婚生活がはじまった!

ジャンル:
西洋 | 西洋
キャラ属性:
王子・王族・貴族
シチュエーション:
幼馴染・初恋の人 | 甘々・溺愛 | SM・監禁・調教
登場人物紹介

バルト

絵本に出てくる『王子様』のような存在。シルフィアの素直さに惚れ込みプロポーズした。実はかなりの腹黒。

シルフィア

公爵家令嬢。常に天才型の母と比べられて育ったが、折れることなくしっかりものに成長した。バルトは憧れの人。

立ち読み

「シルフィア、愛してるよ」
 バルトの吐息に前髪を撫でられ、身をすくめる。甘い空気が濃度を増し、触れられてもいない肌が緊張でざわつく。
「……はい、わたくしも」
 そう答えるのがやっとで、じっと見つめられているのが恥ずかしくて睫毛を伏せてうつむく。けれどすぐに顎を持ち上げられ、唇が重なった。
 やんわりと優しくついばむような口づけに背筋が震える。触れあった唇の甘さとくすぐったさに、胸がどきどきした。そのうち腰を抱き寄せられ、唇の隙間に舌が入ってきた。びっくりしてバルトの胸を押すと、「ちゃんとした口づけを教えてあげるから、唇を開くんだ」と唇に触れるか触れないかの至近距離で言われる。
「え……でも……」
 そうしたらバルトの舌が口の中に入ってくる。そんなことをしていいんだろうかと、なにもわからないシルフィアは戸惑った。
「お試し婚の課題の一つだよ」
「課題……?」
 まさかここでそんな課題が突きつけられると思っていなかった。びっくりして口を開いた隙に、バルトの舌がするりと入ってきた。
「あぁ……ンッ!」
 バルトの舌がシルフィアの舌に触れる。驚いて引っこめると、バルトの舌が追いかけてくる。
 初めてですぐに受け入れられなくて、バルトの腕の中でシルフィアは逃げを打つ。彼の力は緩まなかった。
 逃げても追いかけてくる舌に口腔を愛撫され、最後には舌をからめとられベッドに押し倒される。唇が深く合わさり、濃厚になる口づけにシルフィアは喉を鳴らして喘いだ。体の奥がじんじんと痺れるような感じがする。
「んっ……ぁ、いやぁ……」
 濡れた音がして唇が外れる。からめられ愛撫された舌は痺れて、うまく動かせない。乱れた息を漏らしながら、薄らと瞼を開くと、覆いかぶさったバルトがこちらを見下ろしていた。
「シルフィア、可愛い。好きだ。愛してる」
 熱い視線で見つめられそう言われると、胸が甘く締めつけられとろけてしまいそうになる。ぼうっとバルトを見上げ、彼に身を任せてしまおうとしたシルフィアだったが、ネグリジェの胸元に手をかけられてはっとした。
「……駄目っ!」
 薄いネグリジェは胸元が大きく開いていて、灯りの下だと体のラインが透けて見える。ほのかなランプの灯りしかないベッドの上ではそんなに透けないだろうが、まだ夫でもない相手に見せていいような姿ではなかった。突然のバルトの訪問と口づけで、すっかり忘れていた。
「いけませんわ……わたくし、こんな格好で……」
 つかんだ毛布で体を隠そうとした。が、それより早くバルトに毛布を取り上げられ、ベッドの下に落とされてしまった。
「やっ……なんで……」
 胸元を手で隠すと、バルトが顔を近づけて言った。
「さっき言っただろう。お試し婚だって」
 意味がわからなくて不安に眉根を寄せる。
「これもお試し婚の大事な課題の一つなんだ。わからないかな?」
 バルトはそう言って、薄いネグリジェの上からシルフィアの腰を撫で上げる。脇腹がいやらしく粟立つ。それでシルフィアも暗になにを求められているのか察して、頬が熱くなった。
「あっ……そ、そんな。それは、わたくし……」
 なんと言えばいいかわからない。あせりと羞恥で声がうわずる。そんなシルフィアの頬を、バルトの手が優しく包みこんだ。
「君が嫌なら無理強いはしないよ。ただ、朝まで一緒にいてもいいかな?」
「……バルト」
 優しい言葉に胸が甘く痺れる。バルトなら本当になにもしないだろう。ただ、このまま朝まで一緒にいたら、心臓が早鐘を打ちすぎてシルフィアのほうがおかしくなる。
 だからといって、嫌だと言ってしまったら妻として失格なのではないだろうか。この結婚が駄目になるのでは……。
 王妃の顔を思いだし、胸に不安がわいてくる。もしかしたら、これが王妃からの次の課題なのかもしれない。バルトもお試し婚の課題だと言っているし、彼がこうして離宮に忍んできたのも王妃の許可があってのことなのではないだろうか。もしここでバルトを拒否したら、それこそシルフィアを王子の妻にしたくない王妃の思うつぼのような気がしてきた。
 未婚でバルトに身を捧げるのは勇気がいる。結婚できなかったら、女であるシルフィアの今後の人生に大きく影響してくる。そのリスクを背負ってでもバルトと一緒になりたいという覚悟を試されているのだろうか。
 その逆もあり得る。ここできっぱり拒否できずに流されてしまうような、性的に緩い女性は妻の資格がないという試験なのかもしれない。
 どちらなのだろう? 考えれば考えるほどわからなくて、頭がぐるぐるする。
「わ、わたくし……どうしたら……」
「シルフィアの望むようにすればいいんだよ。私はどちらでもかまわないし、どちらにしても君を愛でるだけだ」
 バルトは耳元で息を吹きこむように囁くと、耳朶に口づけた。緊張した体に甘い痺れが走って、シルフィアはびくんっと震える。体の奥で蜜がとろけるような感じがして、腰がじんっとうずく。もっと触れられたい、このうずきを感じていたいと思ってしまう。
「好きだよ、シルフィア。愛でるだけで、君が嫌がることはしないから許してほしい」
 大きな手が頬を撫で下ろし、首筋を指先でくすぐるように愛撫して鎖骨をたどる。そのまま乳房に触れられるのかと思ったが、バルトの手は腰へ回る。肝心な場所には触れず、薄いネグリジェの上から体を優しく撫でるだけ。
「ふぅ……ンッ……!」
 まるで小動物を可愛がって撫でているような感じなのに、変な声が漏れそうになる。手で口をふさぎながら、撫でられるたびに腰をくねらせ、じれったさに震えた。
 なにが物足りないのかわからない。愛でられるだけでは耐えられなかった。
「バ、バルト……わたくし、ンッ……」
「なんだい?」
 優しく問う声が唇を撫でる。このまま口づけてくれたらいいのにと、シルフィアは目元を上気させてバルトを見上げる。
「わたくし、頑張りますので……えっと、あの、お願いします」
 うわずる声で、自分でも意味のわからないことを言っていた。ただ、どうすればこのじれったさから解放されるのか、それしか考えられなかった。
 バルトが少し驚いたように目を見開き、すぐにふっと笑った。
「いいんだね?」
「はい……」
 なにがいいのか、これからどうされてしまうのか想像もつかない。それでも、この生殺しのような状態が続くよりはいい。
 お試し婚の課題だとか、覚悟だとか、初めて感じる快楽の前では些末なことになっていた。

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