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十年分のプロポーズ
一途な王女は想いの数だけ愛されました

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書籍紹介

ずっと、ずっとあなただけを

「こんなに濡らして期待していたんですか?」初恋の人、ユリウスと十年ぶりの再会。熱い口づけに蕩け、強く抱きしめられて潤んだ秘所に彼を受け入れる――。十七歳の誕生日までプロポーズを待っていた王女リーシャ。成人したユリウスは思い出の中よりずっと優しく凜々しくて、恋心はさらに高まっていく。だけど……彼には今すぐ結婚できない秘密が!? 切ない両想いが彩る純愛物語!

ジャンル:
西洋
キャラ属性:
王子・王族・貴族
シチュエーション:
幼馴染・初恋の人 | 甘々・溺愛 | 野外
登場人物紹介

ユリウス

名門貴族の息子。子供の頃に城の庭の木で、リーシャと出会う。十年後、同じ木の下で再会を果たすが……。

リーシャ

おてんばな王女。子供の頃に出会ったユリウスが初恋の人で、以来、一途に彼のプロポーズを待ち続けている。

立ち読み

「怖かったら僕にしがみついていてください」
 言われるがままに、ユーリの背中に腕を回す。その、意外な逞しさに驚いた。月明かりの下ではまるで女性と見まごうほどに柔らかな体格の青年に見えたのに。
「ぁ……ッ」
 そうして驚いていると、ユーリの指先が秘所に触れた。長い口づけの間にたっぷりと蜜を溢れさせたそこは、まるで誘い込むようにその指先を呑み込んでゆく。浅くゆっくりと抜き差しされると、ジンと甘くしびれて熱くなった。
「こんなに濡らして、期待していたんですか?」
「やぁ、言わないで」
 恥ずかしくなって肩口に顔をうずめると、耳元で微笑んだ気配がした。ユーリはそっと蜜口を擦り、リーシャ自身も触れたことのない陰芽を柔らかく摘まんだ。途端にビリッと強い快感が背中を走る。その衝撃にきゅうんと胸が締め付けられて、また蜜があふれ出す。
「ひゃ、ぁあん!」
 思わず声を上げてしまってから、ここが外だと思い出し、とっさに口をつぐむと、ユーリに優しく抱き寄せられた。
「噛んでもいいですよ」
 そのまま肩に押し当てられ、口元を塞がれる。声が漏れる心配はなくなったが今度は別の心配ができてしまった。強く噛んでケガでもさせてしまったら大変なことだ。
 けれどそんなことを考えていられたのも最初だけだった。
 ユーリの指が抜き差しされるたびに、リーシャの思考が奪われてゆく。スリッと、優しく擦られると、お腹の奥がきゅんとうずくのだ。初めての行為のはずなのに、そこはすでにユーリの指を覚えてしまったかのようで、恥ずかしい。
「んん……ッふぅ」
 堪えきれず漏らした声も自分のものとは思えないほど甘やかなものになっていた。
 ユーリの肩に顔を埋め、生まれて初めて感じる刺激に耐えようと目を瞑るが、中に埋め込まれた長い指がリーシャの中をほぐしてゆくにつれ、どんどん身体が敏感になってしまう。
 ダメだと思っていたのに、気が付けばユーリの肩を噛んで声をこらえていた。
「っふ、ぅ……ん、ぁ……ッ」
 ちゅぷちゅぷと濡れた音が響いて、耳まで溶けてしまいそうだった。
「リーシャ、本当に僕が、あなたを奪ってもいいんですか?」
 どこか切羽詰まった声に反応して伏せていた顔を上げると、とてもとても近くに、ユーリの顔があった。
 苦しげに眉を寄せて、僅かに汗もかいて、真摯なまなざしだけれどどこか寂しげで、泣き出しそうにも見える、そんな表情をしたユーリの顔だった。
 どうして泣きそうだなんて感じたのか、リーシャにはわからない。けれど、どうにも切なくなってしまって、そのキツく寄せられた眉間に口づけをした。
「あなたがいいの。ユーリしかほしくない」
 それはまごうことなき本心だった。きっと今のリーシャを見れば誰だってバカだと言うだろう。短慮で軽率だと、言われても仕方ないと頭ではわかっている。けれどどうしても心が止められないのだ。
 もしも十年前の出会いがなかったとしても、きっとリーシャはユーリに恋をした。そんな気がするのだ。
 引き合うように、口づけを交わす。ちゅうと子供のような吸い音を立てながら繰り返し啄ばんだ。
 もっともっとユーリがほしいと全身が求めている。
 どれだけ舌を絡めても、お互いの口から溢れる甘い唾液を交わしても、まだ足りない。心の中にぽっかりとあいた穴をユーリで埋めてほしい。ユーリでしか埋まらない。
 こんなに誰かを求めたことがあっただろうかと考えて、じんと瞳の奥が熱くなった。家族や友人や、大切に思う人はたくさんいるけれど、その誰とも違う想いをユーリに向けている。
「ん……ぅ」
 互いの分かれ目がどこかわからなくなるくらいに深く交わった唇をそっとはなす。名残を惜しむように、二人の唇に銀糸が伝った。
「夢を、見ているようだ」
 トロンととろけた声でユーリが言った。少し掠れた甘いテノールヴォイスが、リーシャの胸をときめかせる。夢見心地なのはリーシャの方だ。
「でも、夢じゃない」
 そう自分自身に言い聞かせるようにして呟いた。この熱は、夢じゃない。
 ユーリと再会する夢を、リーシャは幼い頃から何度も繰り返し見てきた。初めて出会ったあの日の続きのような夢のときもあったし、鳥になってユーリのところに飛んでいったこともある。
 けれど、どんな夢の中でも、ユーリは子供の頃の姿のままだった。子供の頃の姿しか知らなかったのだから当たり前だ。でも今、目の前にいるユーリは違う。
 あの日から十年。リーシャの思い出よりもずっと凜々しく、清廉な姿に成長している。
「夢じゃないでしょう?」
 リーシャは今度はユーリに確かめるように問いかけた。ユーリには、リーシャがどう見えているのだろう。その澄んだ瞳には、どんな風に映っているのだろうか。幼い頃にまみえたその日から、ちゃんと大人になれているだろうか。
「……夢じゃ、ない」
 リーシャの言葉を、噛みしめるようにユーリは繰り返した。それから少しだけ目を伏せて、ギュッと目を閉じてから、ゆっくりと顔を上げる。
 ユーリはもう何も言わなかった。リーシャの腰をそっと抱き上げ、木を支えにして持ち上げる。濡れた場所にことさら熱を感じた次の瞬間には、ユーリの侵入を許していた。
「あ……ッ! ふ、あぁ、あッ!」
 受け入れたことのない場所を暴かれる衝撃に、はくはくと必死に呼吸を繰り返す。貫かれる痛みは一瞬で、その痛みもユーリの熱に上書きされてしまう。こんなに熱かったら、身体の中から焼かれてしまう。
 けれど、その熱さが、ユーリとひとつになれたことを実感させてくれる。そんな感覚が嬉しくて、繋がった部分がきゅんと甘くうずいた。
「リーシャ……っ」
 ぎゅうと強い力で抱きしめられて、あぁこの人を選んでよかったと心から思う。ユーリとなら、この先何があっても、きっと信じぬける。そう思えるのだ。
「ん、ぁあ……ッあ……はぁッ……」
 リーシャの体を気遣うようにゆっくりと熱の塊が動く。そのたびにゾクゾクと沸き立つような快感が身体中を駆け巡って、何も考えられなくなりそうだった。
 助けを求めるように抱きしめたユーリの体はまるで炎のようで、汗ばんだ額が愛おしい。
「ふぁ、ユーリ、ゆーりぃ……」
 うわごとのように繰り返し名前を呼んでしがみつく。外にいることも、今はまだ夜中だから、大きな音を立てれば誰かが起きてしまうかもしれないということも、何もかも忘れて、目の前にいる想い人に夢中になっていた。
 繋がったところから、とけてくっついて、もう二度と離れなくていいようにひとりの人間になってしまいたいとさえ思った。

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